【海外出産奮闘記#6】日本と比べ超アナログ検診…、でも街ゆく人皆が暖かい「アメリカ妊婦事情」編 (3/4ページ)
エコーの、胎児への悪影響は全くのゼロではない、というのがアメリカでは主流の意見らしいです。では日本で有無を言わさず毎回されてしまうのは、どうしてなんでしょうね?
先の体重管理の話でもそうですが、所と時代変われば常識が異なる医療事情。言われた事を鵜呑みにせず、自分で選択するためには知識は必須です。今思えば、ここで感じた疑問が、現在“自然派”を自負する私へ変貌するための、岐路だったのかなと思います。
■妊婦に優しい街・アメリカ
とにかくアメリカは妊婦と子連れに対する視線が温かい。これはロサンゼルスだけではなく、ボストンでも感じた事です。
ベビーカーを押す私が段差の前でほんの数秒止まっただけで、3方から手伝いを申し出てもらったことがあります。ホームレスの人から「手伝おうか?」と言われたときは仰天したものの、とても嬉しかったです。
また、交通量が多くない信号の無い通りで、車の流れが途切れるのを待っていると、車の方がぴたりと止まって道を譲ってもらえるのも当たり前でした。
■赤ちゃんは「小さな宝物」
通りすがりに小さな長女をのぞきこみ、満足気に微笑みながら立ち去られたり、「なんて可愛い赤ちゃんなの、あなたって!まるで小さなかぼちゃみたい!」とかなんとか、独特の褒め言葉をやはり独特のテンションでかけられることにも、アメリカに住んでわりとすぐに慣れました。
赤ちゃんがギャアギャアと泣いてるときにも、困ったように微笑んで見守られるか、「どうしたんだろうね、キャンディーをあげてもいいかい?」などと声をかけてもらうことも、珍しくありませんでした。
この話をする時は、どうしてもわが国日本の悲しい状況と比較してしまいます。日本に里帰りして赤ちゃんを連れて街を歩いていると、私は邪魔者扱いされたような気持ちになったものです。ママ友の間でも、同意見がとても多い。
対してアメリカでは、赤ちゃんや子どもに微笑みと優しさを向けられます。大人のみならず、十代の若者ですら、赤ちゃんにとても優しいのです。そんな風に扱われていると、私は、自分がまるで小さな宝物を連れて歩いているような、なんとも誇らしい気持ちになったものです。