見どころありまくり「ジブリの大博覧会」がすごい (1/2ページ)

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ねこバスで六本木へ行こう!
ねこバスで六本木へ行こう!

 好きな映画を聞かれて、ジブリ作品をあげる人も多いのではないでしょうか?

 そんな、みんな大好きジブリ作品を余すところなく体験できる、「ジブリの大博覧会」が9月11日(日)まで六本木ヒルズ展望台東京シティビューで開催中。その様子をレポートします!

■歴代のポスターがジブリの世界へ誘う

 エントランスで出迎えてくれるのは、これまでのジブリ作品のポスターたち。『風の谷のナウシカ』からはじまり『となりのトトロ』、『天空の城 ラピュタ』とジブリの人気作がずらりと並びます。ここを歩いているだけで、あの映画の感動がよみがえりワクワクしてきます!

 一番奥には、9月17日に公開される新作『レッドタートル ある島の物語』の大きなポスターが。

 ポスターの壁を抜けて、まず足を踏み入れるのは「レッドタートル ある島の物語」展です。ゴーギャンの絵画や、レッドタートルによせての谷川俊太郎の詩のほか掛け軸まで!? これらがどう作品に絡んでくるのかも気になりますね。また、大量の絵コンテや劇中カットなどが飾られています。フランスからの新作。まだまだ全貌が明らかになっていないレッドタートル、作品への期待を煽る展示に胸が高まります。

「ジブリの大博覧会」展でまず目に入るのは、小さなカフェのカウンターの中いるトトロ。大きな体はカウンターから溢れ出しそうです。『紅の豚』のポルコや、『魔女の宅急便』のジジ、『耳をすませば』のバロンとルイーゼなどジブリのキャラクターたちがいたるところにいます。

 階段の裏にはまっくろくろすけ(ススワタリ)も! ぼんやり見ていると見逃しそうなところにもジブリのキャラがいっぱいです。

■名作はこうして生まれた! 貴重な手紙や資料も

 ポスターコーナーには、歴代のジブリ作品のポスターが貼り出されています。ジブリの鈴木敏夫プロデューサーと、ジブリ作品のコピーを担当した糸井重里さんの手紙のやりとりも展示してあり、ジブリファンには堪らない空間です。何度も真剣なやりとりを重ねて、コピーが作られていることがひしひしと伝わってきます。

 また、メディアの変遷として壁一面に新聞広告が貼られています。  同じ『かぐや姫の物語』の広告に見えても、「明日、姫がっ!」、「映画館に姫がっ!」、「Xmasに姫がっ!」、「忘年会に姫がっ!」、「師走に姫がっ!」と、全て違うコピーなので細かいところまで読んでみるとおもしろいかもしれません。

 忘年会やBBQなど、スタジオジブリ内で実際に貼られていた貼り紙もあります。忘年会のためにこんな本格的なポスターを作っているなんて、驚きでした。
ジブリファンには堪らない貴重な資料ですね!そして、展示室の角にもまっくろくろすけが!! 会場の端から端まで要チェックです。

 鈴木敏夫プロデューサーの仕事場を再現したコーナー。ここから幾多の素晴らしい作品が創造されたと思うと、胸が熱くなります。もののけ姫を例に製作、
宣伝、配給、興行の4つに分けて資料が展示されており、どのように映画ができあがるかもわかります。映画を一本作ることは、本当に大変なことなのですね……。ちなみに、宮崎駿監督による「もののけ姫」原案(絵本)は、公開された映画とは全く違うコンセプトです!

 ジブリの宣伝ゾーンを抜けると、ジブリの倉庫と名付けられた歴代のグッズが並ぶゾーンがあります。ポニョの巨大フィギュア、歴代のトトロぬいぐるみ、これまでの前売り券や書籍、アリエッティのドールハウスなど、これでもかというほどジブリグッズが並びます。その他、アカデミー賞のオスカートロフィーや、ベルリン国際映画祭の金熊賞トロフィーが飾られていたり、スタジオジブリの年賀状や社員旅行のしおりが展示してあったりと、たくさんの資料を見ることができます。これらの中には、今回初公開のものも! じっくり見てくださいね。

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