妊婦さん、夏はほんとにご用心。妊娠中の熱中症対策。 (1/2ページ)
妊娠すると体が日々変化し、体調を整えるのが難しくなります。その上、夏場を迎えると暑さも加わって熱中症も心配です。お腹の子への影響もあるのでしょうか?
今回は、妊娠中は熱中症にどのように対策すればいいのか、医師に聞いてみました。
妊娠中は、熱中症にかかりやすいというのは本当ですか? 妊娠中はホルモン状態の変化により体温が高く、汗をかきやすかったり、体温調節を行う脳の部位が働きにくくなり、血液量や濃度も変化します。
これらの要因から、妊娠中は熱中症にかかりやすくなります。
妊娠中に熱中症にかかると、お腹の赤ちゃんに影響はありますか? 熱中症で、脱水症状が強くなると、お腹の赤ちゃんへの血液循環が低下し、酸素や栄養が十分に送られなくなり、影響が出る可能性があります。
また、腎機能・肝機能に問題が出たり、血液凝固に問題が生じるほど、熱中症が重症になれば、やはりお腹の赤ちゃんにも何らかの影響があると考えられます。
さらに、妊婦が意識を失って転倒し、お腹を打ったりする可能性もあります。
ただ、基本的には妊娠中の女性の体は、赤ちゃんを守るように自動調整が働きますので、過剰に心配する必要はありません。
妊娠中を考慮した熱中症対策を教えてください。 1.水分補給をする
のどが渇いたと感じる前に、定期的に水分補給をしましょう。
水分の取りすぎは足のむくみや体重増加にもつながりますが、目安として、尿量が保たれる程度の水分は取るようにしましょう。
冷たすぎる水分は、体を冷やし体力を奪いますので、常温のものがいいでしょう。
2.塩分・糖分も補給する
水分だけでなく、塩分や糖分も、合わせて取るようにすると効果的です。
甘いジュースや炭酸飲料ではなく、水や薄めたイオン飲料・スポーツドリンクを取りましょう。