いつもポストに溜まっている! チラシの有効活用法と投函を止めさせる方法

学生の窓口

都会に住むと良く見かける光景ですが、集合住宅などの集合ポストにはたくさんのチラシが入っていますよね。中には使いたい広告もありますが、ほとんどはごみとして捨ててしまうようなものばかりではないでしょうか。しかし、ただ捨てるのは手間がかかるだけです。この際、有効活用してごみではなくしてしまいましょう。今回はポストに溜まりがちなチラシを有効活用する方法を紹介します。【溜まったチラシの活用法BEST5】

■生ゴミの処理に

まず、生ごみを捨てるときに残った水分を吸わせるための紙として使えます。まな板から直接ごみ箱へ入れてしまうと、どうしてもわずかに水分がごみ箱の中に入ってしまいますね。この水分が嫌な臭いなどの原因になってしまいます。特に気温の高い季節になると一晩で臭って来ます。それを防ぐために、野菜の皮などをチラシに包んで捨てると臭いが出にくくなります。

■まな板シートとして

裏が白い広告はメモ紙や落書き用として活用できますね。また、まな板シートのような使い方もできます。裏の白い面を表にしてまな板に載せ、生魚などを捌くときに使うと、まな板に魚特有の生臭い匂いが移るのを防ぐことができますし、切り落とした頭や内臓とともにそのままごみ箱に捨てることができます。

■床掃除に


また、床をほうきがけする前に、水で濡らしたチラシを細かくちぎったものを床に撒いてからほうきがけすると、細かいほこりや髪の毛などをからめとってくれる上に、簡単な水拭きをしたような効果も得ることができます。これは昔からお茶ガラなどを使って行われてきたいわゆる『おばあちゃんの知恵』をチラシに置き換えたものです。新聞を使うとインクの成分でワックスがけしたような効果が得られます。


■ガスレンジをピカピカに

よく水分を吸収しそうなチラシは、揚げ物をしたときのガスレンジ周りの掃除に使うとすぐきれいになります。油汚れはふきんで拭き取るとそのふきんをまた洗わなければならないため、二度手間になってしまいますね。その点チラシなら拭き取ったらすぐにごみとして捨てることができます。ガスレンジ周りだけでなく、床掃除や鏡の掃除などにもチラシを丸めたものを使えばすぐピカピカになります。

■工夫しても使い切れないときは

ここまで工夫しても活用しきれなくなったものは、『資源』と捉え、紙袋などにまとめて資源ごみに出すことです。燃えるごみに出す方がよほど簡単ですが、玄関に資源ごみ用の紙袋を常備しておき、そこに使い切れない分は溜めておくようにしましょう。よく使うごみ箱のそばでもかまいません。ただし、邪魔にならないような場所を確保するようにしましょう。【チラシをこれ以上投函させない方法とは?】

チラシをこれ以上投函させたくない場合は、その旨をはっきりとポストに書いて貼るようにしましょう。マンションに住んでいて、管理会社にお願い出来る場合は、やってもらった方がいいでしょう。それでもチラシがなくならないようであれば、ひとつチラシを取っておいて、その会社に連絡し、これ以上投函しないようにきちんと話をしましょう。本来の目的以外の行為のために私有地に入ることは、厳密には法律違反というか不法侵入という犯罪行為になります。ですのでやろうと思えば警察を呼ぶことも可能です。しかし、相手に自分の住所が分かっている以上、事を荒立てるのは得策ではありません。代行して業者に連絡してくれる人がいればお願いし、いなければ、自分で、あくまで穏便に話をつけるしかありません。

ポストの扉を開けたときに真っ先に目に入る場所に、『チラシは投函しないでください』と目立つように赤いマジックなどを使ってはっきり書いたメッセージを貼っておくと業者もトラブルを恐れて投函しなくなることもあります。

また、チラシの投函は不法侵入にあたります、という趣旨のメッセージをエントランスなどに貼ってもらい、かつダミーでも構わないので、監視カメラを設置するという手段もあります。これは抑止効果を狙ったものです。
あらゆる手段を講じてもチラシが投函される場合は、大家さんや管理会社を通じて警察に連絡してもらいましょう。不法侵入で書類送検くらいの措置は取られるでしょう。

チラシもただごみとしか認識していなければ、それ以上の価値はありませんし、有効に使おうとは思いませんね。しかし、少しでも生活に役立てようとすれば、ある程度は使い道があるものです。投函する側の理屈からすれば、何がこちらの役に立つか分からないからとりあえず広告を入れるということなのでしょうが、止めて欲しい時ははっきりと意思表示をしましょう。

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