ドローン撮影すると一目瞭然。格差社会が浮き彫りとなった南アフリカ、ケープタウンの空中写真 (1/2ページ)
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南アフリカにおける人種隔離政策が廃止になったのはもう20年以上も前のことだ。にもかかわらず物理的な隔離や極端な経済的な格差は根強い。
現在も社会の最下層の大半を占めるのは深刻な貧困や不平等、失業などにあえぐ黒人たちであることは間違いない。ケープコッドに暮らし、そうした現実を広く人々に知らせたいと考えた写真家が、その絶望的な経済格差を示す上空写真を撮影した。
そこにはどんなに言葉を尽くそうとも表現しがたい極端な差別問題を抱えるケープタウンの現状をダイレクトに伝える、格差社会の境界線が広がっている。
これらの上空写真はアメリカ出身で現在はケープタウンに住んでいる写真家ジョニー・ミラーが撮影したものだ。普通に道を歩いていたらわからないが、ドローンで撮影するとその違いがこんなにもくっきり表れている。これら一連の写真は「Unequal Scenes」(不平等な景色)という写真集に収められている。
撮影した場所はケープタウンでも特に格差が激しい地域だそうだ。貧困層が住むコミュニティーにはおよそ4万人が暮らしており、その大半がトタン屋根がついた狭い小屋に住んでいる。だがそこに隣接しているのは高級住宅街であり、裕福な人々である。