なぜ猫は食べ物を選り好みするのか?最新研究でその謎に迫る
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猫を飼っている人なら知っているだろう。猫は嗜好性が高い生き物である。好みの餌を一度でも与えると、二度と前にあげていた餌を食べなくなる。どんなに腹をすかせていようとも、「あれよこせや、あるんだろ」とハングリーストライキを起こすほどの個体も存在するのだ。そう、うちの猫ズたちである。
猫は個体差もあるが、食べ物をえり好みする。最近の研究で猫の食に関する面白い事実が判明した。「香りや味や食感よりも、自分にとって栄養のあるものを重視する」というものだ。
この研究結果を見ると、猫は食べ物にうるさいだけでなく、何を一番重要視しているのかが分かる。
猫は目新しい食べ物を怖がる習性がある
猫には、新奇性恐怖症(新しいもの嫌い)なるものがあるらしい。「新しい食べ物や普段とは異なる食べ物に挑戦するのを嫌がる。そのせいで好き嫌いが多いと思われる可能性がある」 今回の研究を率いたペットの栄養学研究所の研究者、アドリアン・ヒューソン=ヒューズ博士はそう語る。
野生下における猫やミンクは雑食の犬とは異なり、ほとんど肉しか食べない。自然界では新しい食べ物でお腹を壊したりする可能性もあるため、この「新しいものを嫌う」という習性は遺伝子に組み込まれているのかもしれないと推測される。
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猫はタンパク質と脂質のバランスが取れているものを好んで食べる
更に猫が好む食事は、たんぱく質:脂肪の分量が1:0.4の比率で構成されているものだということがわかった。これをたんぱく質と脂肪のエネルギー(カロリー)で見ると 1 : 1 の割合になる。
アドリアン博士率いる研究チームは一連の実験を行い、猫が餌を選ぶ基準を調べてみた。
まず、オスとメスの猫にたんぱく質と脂質の比率をほぼ同じに設定した「うさぎ味」、「魚味」、「オレンジ味」の3種類のウェットフードを与えた。すると猫たちは、魚味を一番好んで食べ、次いでうさぎ味、そしてかなり離れてオレンジ味が最下位となった。
だがこれはたんぱく質と脂質が同じ比率だからだ。次に行った実験では各味のタンパク質と脂質を変えてみた。適切な栄養素を含んでいない魚味とうさぎ味を用意し、たんぱく質と脂質を1:0.4にしたオレンジ味の餌を与えた。するとオレンジ味を好んで食べる猫が多かったという。
ただ、なぜ猫たちがこの1:0.4の比率にこだわるのか?残念なことにその理由は解明されていないという。
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でもやっぱり猫は嗜好性が高い
別の研究結果もある。家猫は分子レベルで苦味に気が付き、驚くほど正確に材料を検知できるというものだ。これもまた、なぜ猫が特定の食べ物や薬を嫌がるのかを示す理由の1つとなるであろう。
前出では健康意識が高そうに見えた猫たちだが、炭水化物たっぷりの猫のおやつに飛びつく個体は多い。その理由は何か?
推測の段階だが、それは我々人間がジャンクフードを無性に食べたくなるのと同じ理由なのかもしれない。一時的な欲求、体の調整、飽きたという原因などが関わっていそうだ。
アドリアン博士は猫のおやつがその猫の1日に必要とされているカロリーの10パーセント以内までならおやつも与えていいと言っている。
オレンジ風味のキャットフードが店頭に並ぶことはまずなさそうだが、今回の新研究で最適なバランスのたんぱく質と脂質を含む餌の開発への道が開かれた。
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「何よりも大事なのは、理想的なキャットフードはすべての栄養素をバランスよく配合してあることが大切です。猫の健康を保つためには、ビタミン、ミネラルなどの必須栄養素や主要栄養素を与えることが必要になります」とアドリアン博士は補足している。
「そして、今回の研究では、適切な比率のたんぱく質と脂質も必要だということが判明しました。また、味や香りや食感なども猫の好みに関わってくるということも」
「だがまだまだ、猫が餌を選ぶ基準に関しては多くの研究が必要となるでしょう」とアドリアン博士は締めくくっている。
via:Why Cats Are Picky Eaters/ translated melondeau / edited by parumo
ということでちゅ~るみたいなおやつしか食べないうちの猫ズの場合には、タンパク質と脂肪の比率が1:0.4になっている餌を選べばいいっていうことか。ちょっとペットショップいってくる。まてよ?日本の猫も該当するのか?いやでもケモの方はアメリカ産なので大丈夫だろう。
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