テレビ&ラジオ「最新!生放送ハプニング」(1)東海ラジオで起きた生放送暴行事件一部始終 (1/2ページ)
「名古屋のみのもんた」がラジオ生放送中に女性パーソナリティを暴行して番組が打ち切られた。が、こんなケースは実は氷山の一角。収録番組のように編集できないナマの現場では、常に「事件」が起きていた。出演者やスタッフが青ざめ、憤慨、赤面し、視聴者が驚愕した最新ハプニングを一挙ノーカットでお届けしよう。Oh! キョーレツ!
リスナーも耳を疑う事件が起きたのは、6月27日の「宮地佑紀生の聞いてみや~ち」(東海ラジオ)のオンエア中だった。パーソナリティで「名古屋のみのもんた」と呼ばれる大人気タレント・宮地佑紀生(67)がラジオブース内で、共演者の神野三枝(50)にいきなり襲いかかったのだ。
番組開始から2時間近くたった14時55分頃。プレゼント当選者の発表中、神野が戸惑いの声を上げた。
「痛い痛い、えっ、何ですか!?」
混乱しながら神野が進行すると、今度は「ゴッ!」という、マイクが何かにぶつかる音が響く。
「痛っ、何です!? ごめんなさい‥‥」
泣きそうな声で神野が謝ったあと、何事もなかったかのように番組は続いた。
「宮地さんがキレた理由は、当選者がお礼のお菓子を持ってきた件を神野さんが伝えたことが気に入らなかったからでしょう。神野さんの膝を何度か蹴ると、宮地さんは『いただいた人のやつはいただきゃええがね』と言ってマイクで唇を殴った。お菓子を持ってこないと当選しない、と思われるのが嫌だったのかもしれません」(番組関係者)
このあと、事態はさらに急展開する。前出・番組関係者が続けて明かす。
「神野さんの顔が腫れていたことに気づいた旦那さんが、本人から事情を聞いて被害届を出すことを決意。コトを荒だてたくなかった神野さん本人は嫌がったのですが、結局、一緒に警察に行きました。番組プロデューサーらに相談はなく、スタッフが被害届提出を知ったのは、暴行事件がニュースで報道される1時間前。慌てて神野さんの携帯電話に連絡したけど、つながりませんでした」
後味の悪さを残し、約20年間続いた番組は即刻、打ち切りとなった。