大切なのは“女性ホルモン”!妊娠中から食べると「産後うつ予防」にもなる効果的な食材3つ (1/2ページ)
赤ちゃんを産んだ後に、気分の落ち込みやイライラを感じる“産後うつ”。これは、産後に身体を妊娠前の状態に戻そうとホルモンバランスが変化することから起きると言われています。
そこで今回は、管理栄養士の筆者が、妊娠中から食べておきたい“産後うつ予防”につながる食べものを紹介します。
■愛媛大大学院教授らが発表!産後うつには「牛乳」が効果的?愛媛大大学院医学系研究科の三宅吉博教授らの共同研究チームは、妊娠中の牛乳摂取が“産後うつ症状の予防効果”があると示唆する研究成果を米学術誌に発表しました。
しかし、その真意はまだ不明であり、ヨーグルトやチーズでは効果が認められず、牛乳に多く含まれるカルシウムも関連はみられなかったといいます。
このように身近な食べ物で予防できたら良いのですが、「牛乳は苦手……」という方もいますよね。
より手軽に始められる産後うつ予防に効果が期待できる食材を3つ紹介します。
■「産後うつ」予防に摂っておきたい食材3つとその理由
(1)納豆
納豆の原料の大豆に含まれる“イソフラボン”という成分は、女性ホルモンと似たような作用を持っており、これによって乱れた女性ホルモンのバランスを整えることにつながります。
また、妊娠中は水銀汚染の心配から、大型のものを中心に魚介類の摂取を控える方も多いと思いますが、そうなるとそもそものホルモンの材料であるたんぱく質が不足したり、たんぱく質源が肉などに偏りがちになります。
大豆という植物性のたんぱく質もうまく取り入れるようにしましょう。
(2)卵
卵は良質なたんぱく質の摂取源であるだけでなく、ビタミンB6を豊富に含んでいます。
ビタミンB6は“エストロゲン”という女性ホルモンの代謝に欠かせない栄養素です。
さらに、うつ状態で不足する脳の中のセロトニンやノルアドレナリンなどといった、“神経伝達物質”の合成にも関わっています。
加えて、妊娠中はホルモンの関係でビタミンB6の必要量が増加するので、普段に比べて不足しやすくなります。積極的に補うようにしましょう。