Cannes Lions 2016③ 円熟したテクノロジーこそ、真価を発揮する (2/3ページ)
そのため、お風呂や料理の最中にガス切れを起こしてしまうということが頻発していた。
そこで、MABEが、LPガス専用のスマートデバイスを開発。これは、ガスボンベの下に専用のスマートデバイスを設置するというもので、構造はいたってシンプル。
機器の中に「重り」が搭載されており、重さによってガスの残量を検知し、スマートフォンに情報を飛ばすというものだ。

さらに、残量が少なくなったときにはタップひとつで楽に注文をすることが可能。この商品によって、MABEはガスボンベのセールスを大きく向上させることに成功した。
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■ 目が見えない方のための、スマートウォッチ
次に紹介するのは、INNOVATION部門でゴールドを受賞したアイデア。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=wkXGERVYmDU%20]
続いては、「Dot」というベンチャー企業が開発した、そのものズバリ、「目が見えない方専用のスマートウォッチ」。これまで、目が見えない方の腕時計は「音とバイブレーション」で時刻を伝えるしか方法がなかった。
だから、大まかな時間は知ることができても、秒単位の把握は難しかったし、一々大げさな挙動を強いられていた。
そこで、このスマートウォッチは表示板に「点字」を上げ下げすることで、音を立てることもなく、時刻を伝えることを可能にした。

それだけに留まらず、スマートウォッチならではの機能として、スマートフォンと連携し、地図やメールの内容などを点字で表示することも可能。