脱毛症治療の再生医療技術・製品を3者が共同研究すると発表 (1/2ページ)

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脱毛症治療の再生医療技術・製品を3者が共同研究すると発表

脱毛症の共同研究契約を締結

京セラ・理化学研究所・オーガンテクノロジーズは、再生医療分野の「毛包器官再生による脱毛症の治療」での共同研究契約を締結し、技術・製品の開発を共同で行うと2016年7月12日に発表。

毛包再生医療の開発が望まれている

脱毛症は、男性型脱毛症や先天性脱毛や瘢痕(はんこん) 、熱傷性脱毛や女性の休止期脱毛などがあり、日本全国で現在1,800万人以上患者がいるといわれる。

様々な治療技術があるが、全症例に有効ではなく、自家単毛包移植術の外科的処置でも毛包数を増やすことは不可。

毛髪を生み出す器官が毛包で、次世代器官再生医療の先駆けである毛包再生医療の開発が望まれていることが締結の背景にある。

これまでの研究の経緯

理研多細胞システム形成研究センター器官誘導研究チームは、歯や毛包、唾液腺、涙腺など多くの器官を再生できることを実証してきた。

ほとんどの器官の形成は胎児期にあり器官再生のための幹細胞は胎児組織から採らなければならないが、毛包は出生後に再生を繰り返す器官。

2012年に成体マウスのひげや体毛の毛包器官から、上皮性幹細胞と毛乳頭細胞 を分離して研究チーム開発の「器官原基法」を用いて毛包原基を再生する技術を開発。

再生毛包原基を毛が無いマウスに移植すると、再生毛包へと成長して毛を再生できることを証明した。

再生毛包原基移植による器官再生は、周囲組織の立毛筋や神経とつながり、機能的な器官を再生することが可能。

色素性幹細胞を組み込めば毛髪の色や再生する毛包器官数も制御できる。2016年にはiPS細胞 から毛包器官・皮脂腺・皮膚組織を含む機能的な皮膚器官系の再生にも成功。

これまでの毛包再生技術をヒトの脱毛症治療へ広げるため、京セラ・理化学研究所・オーガンテクノロジーズが共同研究する運びとなり、2020年の実用化を目指す。
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