ご当地グルメクイズ!札幌で60年前に誕生した「国民食」は何? (2/4ページ)
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クイズ
「味噌は体にいい」という持論を持つ大宮さんが、味噌汁をヒントに工夫を重ねて生み出したものだとか。
ラーメンにニンニクを入れることや、ラーメンとライスをセットにした「ラーメンライス」の提供を行ったのも大宮さんが初めて。そのアイデアマンぶりには驚きです。
■ラーメン×北海道3つの秘密
味噌ラーメンを生んだ北の大地・北海道。じつは日本のラーメンの歴史と切っても切り離せない関係にあります。
札幌市にあるラーメンテーマパーク『札幌らーめん共和国』公式サイトでは北海道とラーメンの意外な関係が紹介されているので、チェックしてみましょう。
(1)「ラーメン」という言葉の発祥地
1922年、札幌にあった「竹家食堂」で、「ラーメン」という言葉が誕生した、といわれているそう。
中国を中心に食べられている「拉麺」もスープに小麦粉を練ってつくった麺を浮かべたものですが、こちらはもっとあっさりしたもので、日本のラーメンとは別ものと考えるのが妥当。
いまでは日本全国で35,000軒以上もあるラーメン店で、「拉麺」とは独自に発展してきた個性豊かな「ラーメン」を食べることができます。
(2)じつは豚骨スープ
豚骨スープといえば博多ラーメンをイメージする方も多いはず。ですが、じつは北海道を代表するラーメンのひとつ・札幌ラーメンも豚骨スープを使っています。
「味の三平」での味噌ラーメン誕生以来、“札幌ラーメンといえば味噌”というイメージもありますが、札幌ラーメンのほとんどの店はしょうゆ・塩・味噌の3種類を提供しています。
そして、そのスープのベースになっているのが豚骨スープ。味噌やしょうゆでしっかりと風味づけされているので、豚骨がそれほど強く主張していないのです。
もとをたどればアイヌの人たちが昔から食べていたスープが豚骨の白濁スープで、それが受け継がれた、という説も。日本の南と北で同じスープが生まれ、愛されていたとは驚きです。
(3)日本初のラーメンも北海道から!?
日本人に愛されるラーメンゆえに、その発祥にも諸説あります。