パリのシンボル、凱旋門からシャンゼリゼ通りとエッフェル塔を眺めよう! (1/3ページ)
パリのランドマークのひとつ、凱旋門。やはりパリを訪れたら一度は見ておきたい場所ですよね。
一般に「パリの凱旋門」といえば誰もがこの門を思い浮かべますが、実はパリにはカルーゼル凱旋門など他にも凱旋門があり、もっとも有名な凱旋門は正式には「エトワール凱旋門」といいます。
エトワール凱旋門は、ローマにあるティトゥス帝の凱旋門に着想を得て、建築家ジャン・フランソワ・シャルグランによって設計されました。
アウステルリッツの戦いに勝利したのを記念し、「世界最大の門を!」というナポレオンの命で1806年に着工しますが、政治的に不安定な時期を迎えたため、完成したのはナポレオンの死後19年たった1836年のこと。
流刑の地セント・ヘレナでこの世を去ったナポレオンの遺体は、1840にやっとこの門をくぐることができました。生きて凱旋門の完成を見ることができなかったナポレオンはさぞかし無念だったことでしょう。
しかし完成以来国の重要行事の場となり、1944年にはパリ解放の行進が行われるなど国家の威信の象徴となってきました。その点においてナポレオンの遺志が受け継がれているといえるのではないでしょうか。

テレビや書籍などで過去に何度も目にしていても、やはり高さ50メートル、幅45メートルの壮大な門を目の当たりにするとその迫力に圧倒されます。同時に「パリに来たんだ!」ということが実感できる瞬間でもあるはずです。
門を飾る10のレリーフはナポレオンの偉業をテーマにしたもので、とりわけ4つの浮き彫り彫刻は圧巻のスケールと立体感。

なかでも特に有名なのがフランソワ・リュード作の「ラ・マルセイエーズ」と呼ばれる「義勇兵の出陣」。