おりがみロボットが、多くの命を救う! (3/3ページ)

FUTURUS

腕(アーム)は3本、内視鏡用の腕が1本、小さな開口部分にこれらアームを入れ、患部への手術を可能にした精密なロボットだ。操作を行なうのはもちろん医師だが、人間には非常に難しい、細かい動きもロボットなら可能にするため、医療の場での活用にもめざましいものがある。

Source:Vimeo

日本でもこのダ・ヴィンチは2009年に使用認可が下り、積極的な導入が進んでいるときく。こうしたロボットが医者の代わりに執刀することの最大のメリットは、医師をあえて選ぶ必要がなくなることではないだろうか。つまり、医師の腕に関わらず、均一化された医療体制に誰もが安心して従うことが可能になるというわけだ。

たとえばオランダなどでは週末に、駆け込んだ先に執刀可能な医師がいないことから、適切な処置が受けられず、治療を待たされたりすることもある。上記のような子どもの誤飲事故が起きた場合、たとえ数時間であっても、待たされるとあればそれこそ命に関わる一大事だ。そんなとき、このようなおりがみロボットがあれば、それこそどれほどたくさんの命を救うことになるだろうか。小さくても大きな成果を生み出す、この「ロボット外科医」に対する、将来ヘの期待は尽きない。

【参考:画像】

※ Scientias

※ News Mit

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