人格否定が当然の40代に若手が疲弊!会社員がうつ病になる理由 (2/3ページ)

Suzie(スージー)

バブル景気を経験したこの世代には、イケイケで、チャレンジ精神旺盛な人が少なくありません。

■上司がギャップを認識しないと変わらない

ちなみに上の世代には「新人類」(世代区分として1961年生まれから1970年)がいて、下の世代には「団塊ジュニア」(第二次ベビーブームの1971~1974年)が存在します。

一方で、いまの若手はジェネレーションZ(1990年以降に生まれた層)といわれる世代です。草食系という言葉があるように、彼らはガツガツせず、傷ついたり傷つけたりすることが苦手な傾向があります。

「いまの40~50代は若いころ、上からガツンと怒鳴られ怒られダメ出しされて育ってきた世代ですね。ところが、部下になる若手にはそのような免疫がありません。上司から怒鳴られ、失敗すれば詰問され、人格にダメ出しをされ、参ってしまうのです」(船見さん)

上司が世代間における意識の違いを認識しない限り、この傾向は変わりません。「よかれ」と思って指導したことが、部下にとっては「パワハラ」として認識されてしまう可能性があるのです。

■上司は「怒ると叱る」の違いを理解すべき

これらの問題は、マネジメント研修やコミュニケーション研修などのテクニカルスキルで解決できるものではなく、世代間ギャップが存在することを認識することからはじめるべきです。

上司は、時代背景を理解して自らの指導法を見つめなおさなくてはいけません。「最近の若者は折れやすい」といった傾向からもわかるとおり、プレッシャーやストレスを与えてもなんら好影響を与えないことを理解しなければいけません。

船見さんは、上司が理解すべきこととして「怒る」「叱る」の違いを挙げています。

この2つの違いとは、相手と自分、そのどちらを大事にしているかという点にあるそうです。

「『怒る』は、相手の行動によって感じた怒りを一方的にぶつける行為です。自分の感情を表現しているため、相手の気持ちは大事にしていません。一方、『叱る』は相手のためを思って教え諭す行為です。

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