都知事選出馬・鳥越氏に女性トラブル浮上?相次ぐ“醜聞報道”の舞台ウラ

デイリーニュースオンライン

写真は著作より
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 都知事選(7月31日投開票)で、注目を集める野党統一候補のジャーナリスト、鳥越俊太郎氏(76)に”文春砲”が直撃した。7月21日発売の『週刊文春』(文藝春秋)に、『鳥越俊太郎都知事候補「女子大生淫行」疑惑』という強烈な見出しが躍ったのだ。

 同誌によると事の発端は2002年夏。当時、都内の有名私立大学の2年生だった女性が、富士山麓にある鳥越氏の別荘で、鳥越氏から強引にキスされるなどのわいせつ行為を受けたという。記事では、”女子大生がのちに結婚した現在30代後半の夫の告発”という体裁を取っており、この夫が当時の顛末を詳細に明かしている。別荘でのわいせつ行為は未遂に終わったものの、鳥越氏は東京に戻る車中でも女性を執拗に誘ったとしている。

■一時は擁立を見送る動きもあった?

 さらに、当時から交際していたこの夫と女性、鳥越氏の3氏による話し合いも行われ、その場で鳥越氏は「もうテレビからは引退する。この先、余生もあまり長くないから」と語ったという。この告発について、鳥越氏側は『文春』に対して「事実無根」と回答し、選挙妨害として刑事告訴を準備しているというが、実は今回報じられた一件はマスコミ関係者の間では知られた話でもあったという。

「十数年前、『鳥越氏が女子大生とトラブルになったらしい』と噂が広がり、複数の週刊誌が裏取りに走った。一部は実際に記事にしようとしたが、結局事実関係の詳細を詰め切れずに掲載を見送った経緯がある」(当時を知る週刊誌デスク)

 鳥越氏を担ぎ出した民進党・東京都連も、出馬前から過去の女性スキャンダルが掘り起こされるのを警戒していたという。一時は擁立を見送る意見も出たものの、「鳥越氏に匹敵するめぼしい候補が見つけられなかったこともあり、『何とか乗り切れるだろう』と強行突破を決めた」(永田町関係者)との証言もある。今回の文春報道に加え、同日発売の『週刊新潮』(新潮社)も毎日新聞時代に女優の岸惠子(83)と噂になった過去に触れている。

 ライバルの小池百合子元防衛相(64)、増田寛也元総務相(64)と熾烈な場外舌戦を繰り広げている最中に飛び出した今回のスキャンダル。選挙戦への影響はどう及ぶのか。

「鳥越氏には以前から女性の噂がつきまとっていただけに多少の醜聞は陣営にとっても想定の範囲内だろう。とはいえ、女子大生との”淫行疑惑”という記事はさすがにイメージが悪い。選挙戦への影響は避けられないだろう」(全国紙政治部記者)

 舛添前都知事が放置した”待機児童”問題が大きな争点となっている都知事選。鳥越氏に次々と浮上する女性スキャンダルは女性票を遠ざけかねない。真夏の戦いは波乱含みの様相だ。

文・海保真一(かいほ・しんいち)
※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧 困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。
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