1日1回限定だけど会議でも使える!講演を成功に導く2つの技術 (1/2ページ)

Suzie(スージー)

1日1回限定だけど会議でも使える!講演を成功に導く2つの技術

みなさんは、セミナーでの講演、研修などの講師をした経験はありますか?

もしあるかたは、その際の留意ポイントは何でしたか? 「見込み客を獲得すること」「参加者に理解してもらうこと」など、様々な意見があるかもしれません。

市場調査の株式会社矢野経済研究所によれば、2015年度の企業向け研修サービス市場規模は前年度比2.3%増の4,970億円とあります。

企業の人材採用意欲が活発化したことにより、新入社員向け研修の需要が引き続き増加し、一部では研修施設や講師の供給が追い付かない事態も発生しているようです。

外部の供給が追いつかない場合は、内部社員のアサインも充分に想定ができます。

いずれにしても、講演や講師の機会がいつ何時あなたにやってくるとも限りません。自らのキャリアアップのためにスキルは磨いておきたいものです。

私も講演や講師をすることがありますが、実は講演を成功させるポイントは受講者に内容を理解させることや納得してもらうことではありません。その場面で否定的な意見を出さないことです。

講演や講師をする際、大人数のほうが弁士は楽なのです。100名を超すような規模になれば参加者との距離が遠いので、話すことに集中することができます。

ところが10~30名程度の小規模ケースでは、お互いの距離が近いため、緻密な関係性を構築できる一方で、進め方にはテクニックが必要になります。

今回は、少人数をシミュレーションしたケースをお話しましょう。

以心伝心という言葉があります。会場の参加者が30名程度であれば、否定的な意見や質問が出ると、それがそのまま会場に伝わって空気や雰囲気が一変することがあります。これは注意しなければいけません。

丁寧に対応することは大切ですが、質問にまともに答えるとドツボにハマることがあります。最初に、「相手を威圧してスポイルする技術」についてお話します。

■1:相手の意見をスポイルする

前提条件は、相手の立場が自分より低いことです。対象が新入社員や新任管理職などで、力関係で自分のほうが勝っている場合です。

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