モネの「睡蓮」の世界に浸れる、パリのオランジュリー美術館に行こう (3/4ページ)
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パリ




このように、はっきりと対象物を描いていないからこそ、モネの「睡蓮」は私たちの心にすっと入り込み、「鑑賞者が見たいもの」を見せてくれるのかもしれません。その点において、「睡蓮」は鑑賞者の心の状態を映し出す鏡であるかのようにも感じられます。
なぜかわからないけれど、観るものの心をとらえて離さない、観るものの心に入り込んで強い印象を残す。そんな不思議な力がこの「睡蓮」にはあるのです。これこそ、モネが「光の画家」と呼ばれるゆえんではないでしょうか。
このほか、地下には画商ポール・ギョームとその夫人、そして彼女の2番目の夫であるジャン・ワルターによって収集されたコレクション144点が展示されています。

セザンヌやマチス、ピカソ、モディリアーニ、ルノワール、ユトリロといった、特別なアート好きでなくても一度は耳にしたことがあるであろう巨匠画家の秀作が揃いぶみ。