暗黒時代突入? 金本監督の「鳥谷スタメン落ち」が遅れた真相 (2/2ページ)

リアルライブ

今は二軍だが、植田海(20)の名前も出たそうだ。しかし、ショートは重要ポジションであり、いくら不振でも、鳥谷が外されたとなれば、チーム全体が動揺する。金本監督はその連鎖反応を恐れたという。
 「試合前、早出練習を毎日しているのが鳥谷です。その鳥谷の背中を見て、若手がマジメに練習しているのも事実であって、鳥谷を使い続けた金本采配も間違っていなかったと思います」(前出・関係者)
 鳥谷を外した7月24日の試合後、何人かの阪神首脳陣は、代わりにショートを守った大和の「守備センス」を口にしていた。
 「鳥谷が海外FA権を行使した14年オフ、当時の指揮官だった和田監督が真っ先に後継遊撃手に指名したのも大和でした。真弓明信氏が監督を退いた11年オフ、『サード・鳥谷、ショート・大和』のコンバート案も出ていました」(プロ野球解説者)
 「試合中、イライラしている」という金本監督の言葉は、「我慢して使っている」の意味にも聞こえる。若手を使うということは、ベテランと主力が安定した力を発揮していることが大前提となる。鳥谷、ゴメス、藤浪、そして結果を出しても長続きしない若手…。超変革が達成できるかどうか、まずは鳥谷が不振から脱することではないだろうか。

「暗黒時代突入? 金本監督の「鳥谷スタメン落ち」が遅れた真相」のページです。デイリーニュースオンラインは、スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る