投資額1000万円以上も!自己啓発セミナーにハマる心理を解明 (2/3ページ)

Suzie(スージー)

セミナー講師のいうことを、100%正しいと信じ込んでしまうのです。

講師が実際の行動を促すタイプならまだいいのですが、講師が受講生を囲い込み、次から次へとワークショップへ誘うようなら要注意。その講師にとって受講生は、「金払いのいいお客さん」でしかありません。

離れて実際に行動に移さない限り成功はないのですが、なにせ自分の頭で考える習慣がないので、ずるずると講師にいわれるままにお金を払って受講し続けます。

自分の頭で考えられないのは、幼少時に原因があります。親が極度に過保護で、本人が「なにかしたい」という前に先回りしてすべて本人の代わりにやってしまっていた。

あるいは、自発的に考えて行動したときに無視する、不快な表情をするなどして、自分の頭で考えさせないようにしていたかのいずれかです。

「自発的に物事を考える」という芽を小さいうちから摘み取られ、親のいうとおりに100%生きていたら、自分自身で考えて行動することができなくなります。

また、仮に自分でなにかを考えたついたとしても「これが本当に正しいのかどうか」を絶えず気にしてしまい、自分に影響を及ぼす人物に答え合わせをしたくなるのです。

なお、このタイプのセミナー受講理由は「○○さんがいいといったから」というような、周囲の評判や近しい誰かの言葉に左右されたものであることが多いです。

■心理3:承認欲求がやたらと強い

仮に目標や目的を実現するためにセミナーを受けたとしても、受けた本人の承認欲求が過度に強ければ、自己実現ではなくセミナーを受けることが目的にすり替わっていくでしょう。

なぜなら、自己肯定感が低く、誰かに認めてもらわないと常に不安なタイプは、褒められたり認められたりすることがなによりも心地いいからです。セミナーは講師だけでなく、同時期に受講する仲間もいます。

ともに励まし合い、情報交換をする仲間がいったんできると、その輪からはみ出るのが怖くなるため、目標達成のために一人で行動できなくなるのです。

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