驚きいっぱい!明治時代の繊細で写実的な工芸品が集結する展覧会「驚きの明治工藝」開催 (1/2ページ)
日本の工芸技術が大きな発展を遂げた明治時代前後の伝統工芸品が一堂に会する展覧会「驚きの明治工藝」が開催されます。
展覧会「驚きの明治工藝」では明治時代に職人の手によって作り出された数々の工芸品を紹介。展示される工芸品、実は台湾の宋培安氏のコレクションなんだそうです。
驚きの明治工藝
宋培安コレクションは台湾における最も大規模な日本工藝のコレクション。その収蔵数はなんと3000点にも及ぶそうです。本展ではその膨大なコレクションの中から100件以上もの名品が紹介されます。
《楓林キジバト文花瓶》 林小伝治
展示されるコレクションの中で特筆するものといえばまずは「自在置物」。自在置物とは鉄や銅などで、龍、蛇、伊勢海老などの昆虫や動物を写実的に作り上げたもので、さらに胴や手足などが可動式になっている置物。現在でいうフィギュアの走りとも言えるかもしれません。