これってなんのため? スーツの袖についている小さめボタンの意味

学生の窓口

袖についている小さめの3つ4つのボタンの意味

大学生にもなると成人式や就職活動などでスーツも着慣れてきますよね。それ以前にも中学高校の制服などでかっちりしたスーツのような上着を着た経験がある方は多いでしょう。無駄がないように見えて、意外に無駄があるスーツ。特に袖についている小さめの3つ4つのボタン。これって、何のためについているか知っていますか?

一番有名なのは「ナポレオン説」フランス軍がロシア遠征に行った際に、あまりの寒さで兵隊たちが袖で鼻を拭いてしまう事が多く、軍服が汚れないように袖にボタンを付けて鼻を拭けないようにしたという説です。
私もそれが真相なのかと思っていたのですが、アメリカのサイトStraight Dope Message Boardによると1744年にはS・リチャードソン著『パメラ』では「3つのボタンでコートを止めている」「ボタンにレースをつけている」イラストが実在しているということです。

前出のサイトによると以前はボタンで袖を開いて袖まくりができるようになっていたという説も出ています。当時ワイシャツは「下着」という認識だったので今ほど気軽にジャケットは脱ぎませんでした。往診の医者が診察時じに袖まくりをしたり、手洗いの際に袖まくりをしたりする時などの必要性があったのかもしれませんね。

いかがでしたか。今ではこのボタンがないシャツも増えていますが、意外と便利そうなので、復活してもいいかもしれませんね。

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