ハリウッド俳優・尾崎英二郎が語る海ドラ『ハウス・オブ・カード野望の階段』の魅力 第1回「愛されない政治家・フランクが人々を魅了するワケ」 (4/5ページ)
そしてついに彼女が政界の表舞台の脚光を浴びる姿を描いた章をロビン自身が手がけた演出は、シーズン中でも屈指の忘れ得ぬ感動エピソードとなっているので、女性ファンにも男性ファンにも是非観て欲しい。
今、もし現実の世界で、クレア・アンダーウッドが大統領候補に立候補したとしたら、支持者の票は、ヒラリー・クリントンよりもクレアに多く集まるかもしれない。それほどの値の存在感を彼女はドラマの中で見せている。

※第2回目は8月5日掲載予定
文/尾崎英二郎(俳優)

NHK朝の連続テレビ小説「あぐり」でテレビデビュー。NYオフ・ブロードウェイでの舞台公演『ザ・ウインズ・オブ・ゴッド』の演技で現地メディアの評価を得たことを契機に、日本から米国業界に挑み、トム・クルーズ主演の映画『ラストサムライ』、主要キャストに抜擢されたクリント・イーストウッド監督作『硫黄島からの手紙』に出演後の07年に活動拠点をハリウッドの地に移す。主な出演作に『HEROES/ヒーローズ』、マーベル『エージェント・オブ・シールド』、スピルバーグ製作総指揮のSFドラマ『エクスタント』など。最新作は、戦時中のアメリカの父子の絆を描いたファミリー映画『リトル・ボーイ 小さなボクと戦争』(8月27日より公開)。ハリウッドの映画・テレビ界に参入した道のりと戦略を綴った『思いを現実にする力』著者。