お盆は流れ星を見るチャンス! ペルセウス座流星群が見られる時期と方法 (2/2ページ)

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ちなみに、ペルセウス座流星群の場合は、133年周期で地球に接近する「スイフト・タットル彗星」がもととなっており、その軌道が地球と交差するのがちょうどペルセウス座の方向にあたることから、そこを中心に流れてくるように見える…という仕組みです。

■ どのように見られるの?

この時期のペルセウス座は、日没から深夜にかけて北東の方角で高度を上げていきますので、流星群を見るには午前0時〜明け方にかけての時間帯がおすすめです。
ペルセウス座付近を眺めているのが流星を見つける早道ですが、それ以外の方角にも現れる可能性は大いにありますので、視界が広く開けたところで見るのが良いでしょう。

なお、今年(2016年)のピークとなるのは8月12日の21時頃ですが、13日の深夜から未明にかけても十分に期待できるでしょう。特に今回は夜半から夜明けまでは月明かりも少なく、ここ数年の中ではまずまずの好条件だといえます。

■ ペルセウス座の物語

ギリシア神話に登場する英雄「ペルセウス」は、大神ゼウスとアルゴス王の娘との間に生まれました。
神々のアイテムを持った彼は、見た者をすべて石に変えてしまうという恐ろしい怪物メデューサを退治します。さらに、その血から生まれたとされるペガサスに乗って帰る途中、海獣(お化けクジラ)への生け贄として捕らわれていたエチオピアの王女アンドロメダを助け出したことをきっかけに、やがて2人は結婚したのでした。

このような逸話もあって、夜空に浮かぶペルセウス座は、右手に剣と左手にはメデューサの首を持った姿をしています。メデューサの首の部分にあたる星「アルゴル」は、アラビア語で「悪魔の頭」という意味を持ち、およそ3日の周期でその明るさを2.1等〜3.4等に変化させる変光星としても知られています。

■ まとめ

夏の夜空の風物詩ともなっているペルセウス座流星群。毎年たくさんの流星が出現することから、天文ファンのみならず多くの方に親しまれています。

2016年は8月12日〜13日の深夜が一番の見ごろとなり、月明かりも少ないことから絶好のチャンスとなっています。ちょうどお盆の時期にあたりますので、たまには山にでも遊びに行って、夜更かししつつ北東の空を眺めてみるのもいいのではないでしょうか。

文・TERA
小さい頃から自然科学に関心があり、それが高じて科学館の展示の解説員を務めた経験も持つ。現在は、天文に関するアプリケーションの作成や、科学系を中心としたコラムを執筆している。
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