2135年、小惑星「ベンヌ」が月と地球の間を通過。重力の影響により地球と衝突する危険性が示唆される(米研究) (1/2ページ)
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ベンヌという名の小惑星が地球とニアミスする可能性が浮上した。
直径500mほどのベンヌは地球を6年周期で公転しており、2135年には地球と月の間を通過すると予測される。その際に地球の重力の影響を受け、将来的に命中する可能性があるという。
2175~2196年の間に衝突する可能性は2700分の一
「そうなれば甚大な被害と死傷者が生まれるでしょう」とアメリカ、アリゾナ大学のダンテ・ローレッタ(Dante Lauretta)教授は話す。
地球と月の間を通過するニアミスの際に、ベンヌの軌道がどの程度の影響を受けるものか予測することは難しい。それでも、地球との衝突コースに乗るのではないかと同教授は見積もっている。それによれば2175~2196年の間にベンヌと地球が衝突する確率は2,700回に1度だという。
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もし地球に衝突するとその衝撃は爆薬30億トン分
ベンヌは平均時速100,000kmで移動しており、これが地球に衝突した場合の衝撃は爆薬30億トンに相当する。
同様に衝突を懸念するNASAは、ベンヌへ探査機を送り込む計画を進めている。今年9月8日にオシリスレックス(Origins, Spectral Interpretation, Resource Identification, Security, Regolith Explorer = OSRIS-REx)がアトラスVロケットによって打ち上げられ、2018年にベンヌに着陸。岩石のサンプルを採取する予定だ。
表面のサンプルを採取するには、オシリスレックスは特定のエリアに浮遊しつつ、毎秒10cmというじりじりとした速度で降下しなければならない。