友情・努力・勝利じゃない?! 少年ジャンプで連載された異端な漫画7選 (2/3ページ)
秋山先生の描写があまりにも強烈であったため、読者にショックを与えた問題作です。残念ながら11週で終了となってしまったため、今でもカルト作として語られます。また本作は秋山先生がジャンプに描いた最後の作品となりました。
●『キックオフ』ちば拓
『週刊少年ジャンプ』1982年5号-1983年50号で連載された漫画です。高校でサッカー部に入った主人公・永井太陽と、同部マネジャー・川村由美の日常を描いたラブコメ作品。永井太陽と川村由美が見つめ合いながら、「永井くん」「由美ちゃん」と心の中でつぶやく数コマが決めカット。今の言葉でいえば「リア充」な二人の、うらやまけしからん見つめ合いは読者をぼうぜんとさせました。ちば拓先生の描線も『週刊少年サンデー』にこそぴったりと思わせるかわいくきれいなもので、同作は少年ジャンプ史の中でも異端な作品といえましょう。
●『コスモスストライカー』原作:田中誠一/漫画:戸舘新吾
『週刊少年ジャンプ』1988年1・2-15号で連載された漫画です。この漫画の世界観では、サッカーは天空の神々から賜ったスポーツであり、全ての球技のルーツとなっています。全人口の半分がサッカーに熱狂しているこの世界で、悪の組織・サードエンバイアがサッカーによる世界征服をたくらみます。主人公・逸刀志狼は「真蹴球戦士」を率いて対抗するのですが……。とにかくトンデモな設定とむちゃな展開が交錯する異端の作品で、ブラックホールを右手に内蔵したキーパーが登場したりします。
●『機械戦士ギルファー』巻来功士
『週刊少年ジャンプ』1983年51号-1984年13号で連載された漫画です。同誌で原作賞を受賞した「メカバトラー ギルファー」を基に、巻来功士先生が作画した作品です。ゼウスボックスというシステムに自分の脳を移し、機械戦士となったギルファーの戦いを描きます。ロボット同士のいわばプロレスを描いた作品ですが、そこには独特の魅力があり、今も忘れられないというファンのいるカルトな漫画です。