SMAPメンバーの絆は戻らない?あの”黒幕”が犯した大いなる誤算

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SMAPメンバーの絆は戻らない?黒幕が犯した大いなる誤算
SMAPメンバーの絆は戻らない?黒幕が犯した大いなる誤算

 グループという形こそ残っているが、一度生まれた亀裂は修復されない──。解散危機を乗り越えたはずのSMAPは、いまだ危機的な状況が続いている。今年9月にジャニーズ事務所との契約が更新されることは決まったが、メンバー間のわだかまりは重たく残り、消えない。

「SMAPの独立話は当初、合意していたんです。“育ての親”である飯島三智氏(59)の退社に伴い、メンバー全員が追随するという話でした。しかし、一部報道にもあったように、途中で反旗を翻したのが木村拓哉(43)だった。木村はジャニーズ残留を主張するようになり、独立派の中心にいた中居正広(43)と対立。最近では香取慎吾(39)も木村への不信感が押さえきれなくなり、その気持ちは他メンバーにも伝染しているようです」(テレビ局関係者)

 木村も最初から残留と腹を決めていたわけではなかった。では、なぜ翻意し、メンバーや飯島氏を裏切ったのか。

「工藤静香(46)の影響につきる、と言われています。工藤は芸能界の重鎮と広く繋がっていて、ジャニーズで飯島氏と対立関係にあったメリー喜多川副社長(89)とも交流がある。そのため、夫である木村には『たとえメンバーを裏切る形になっても、ジャニーズに残留すべき』と、説得し続けた。木村は工藤の助言を無下にできず、その通りにしたというわけです」(前出・関係者)

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■メンバーよりも工藤静香の言葉を信じる?

 結果的に、木村はSMAPの解散を防いだ立役者となり、幹部の椅子も確約された。たが、同時に裏切り者の役を買って出た代償も負っている。見方を変えれば、“貧乏くじ”を引かされたようにしか見えない。

「木村はメンバーではなく、工藤の考えを最後に信じるのでしょう。以前、工藤は風水にドハマりしていたことがあるのですが、自宅の門を紫色に塗り替えていて、木村も関心を持ったようです。ただ、家庭内のことならまだしも、仕事に関わる重大なことまで妻の言いなりでは、いつか間違える日が来るのでは。SMAPは続行するけど、香取の一件を見ればわかるようにモチベーションは低い。このまま有名無実化して沈んでいくとなれば、当初の独立案とどちらがよかったのかという話になります」(前同)

 SMAPの空中分解、そして木村に“裏切り者”の烙印が押される要因を作った工藤静香。策士で知られる彼女は、この状況を打破する次なる一手も用意しているのだろうか。

文・海保真一(かいほ・しんいち)
※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。
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