【プロ野球】甲子園で選手宣誓してプロ入りした選手はどのポジションが多い? (1/2ページ)
甲子園大会・開会式の醍醐味のひとつは選手宣誓。その選手宣誓を行った選手のうちプロ入りしたのは、あの松坂大輔(ソフトバンク)の優勝した1998年以降で4人いる。その4人のうち3人がなんと捕手なのだ。
今回は甲子園で選手宣誓をし、プロ入りした捕手3人を紹介したい。
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■1998年・夏の甲子園:小山良男(元中日)
松坂フィーバーに沸いた1998年夏の甲子園。この大会の選手宣誓は横浜の主将・小山だった。前述の通り、この大会の優勝校は横浜。小山は選手宣誓をして、深紅の優勝旗も手にする「ダブルの栄誉」を勝ち取ったのだ。
同一大会で選手宣誓を行い、優勝旗も手にしたのは小山で8人目だった。その後は、2015年のセンバツでの敦賀気比・篠原涼主将が9人目となっている。
小山の現役生活は4年間と短かったが、引退後もブルペンキャッチャーとして2009年のWBCに帯同。優勝したときには、ブルペンキャッチャーながら胴上げをされた。高校時代からのキャプテンシーで投手陣の信頼を得ていたのだ。
■2010年・センバツ:西田明央(ヤクルト)
つい先日、遅刻でスタメンを外れたと報道されたヤクルトの西田も選手宣誓の経験者だ。
2010年、北照で又野知弥(元ヤクルト)とバッテリーを組み、センバツに出場。この大会で選手宣誓を行い、北照は初のベスト8進出を果たした。そして、西田と又野は道内初の「同一ドラフトで同一校からの2人指名」となった。
残念ながら又野は引退してしまったが、西田は捕手と一塁手の二刀流でレギュラー獲りを目指している。