誰にでもわかるように説明したい!それなら「数学的」に話すべし (1/3ページ)

Suzie(スージー)

誰にでもわかるように説明したい!それなら「数学的」に話すべし

こんにちは。深沢真太郎です。

ビジネスパーソンを数字と論理に強くする「ビジネス数学」を提唱する、教育コンサルタントです。

今回は「数学」と「伝える」という2つのキーワードを使って、ビジネスコミュニケーション力を高めるヒントをお話ししたいと思います。

■池上彰さんの話がわかりやすい理由

みなさんは、身近に「わかりやすい話」をする人はいませんか。

上司、先輩、お客様、ご友人などなど。おそらく、「この人の説明はいつもわかりやすいなぁ」と思える人が、1人や2人はいることでしょう。

テレビに出ている方であれば、池上彰さんや東進ハイスクール講師の林修さんなどはその筆頭かもしれませんね。

さて、彼らの話はいったいなぜわかりやすいのでしょうか?

ゆっくり話しているから? しかし、それだけはないと思います。

アナウンサーのように滑らかに話しているから? 正直、そこは本質ではないと思います。

私の答えはこうです。

「数学的に話しているから」

■数学はただ計算をする学問ではない

本来、数学とはいっさいの矛盾と無駄な論述を排除して構築していく学問です。

もう少し噛み砕いてわかりやすくお伝えするなら、「数学の教科書に無駄な1文はひとつもない」ということになるでしょうか。

実際、かつて学んだ数学の教科書に「ところで余談ですが……」とか「少し話が脱線しますが……」などという論述は、まずないはずです。

数学の先生で、結論を伝える前に話がいろんな方向に脱線してしまう方がいたとしたら、失礼ながらその方はニセモノです。

申し上げたいのは、数学とは単に計算をする学問ではないということ。

一切の矛盾がなく、論理的かつ最短距離で結論を説明できる論法を身につける学問なのです。

■数学ができるとわかりやすく話せる

ですから、数学を正しく勉強した方は、話し方がとにかくわかりやすい。

「誰にでもわかるように説明したい!それなら「数学的」に話すべし」のページです。デイリーニュースオンラインは、プレゼン女子などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧