ポーランドのワルシャワにあるキュリー夫人の生家「キュリー夫人博物館」に行ってみた (2/3ページ)

GOTRIP!

夫のピエール・キュリーを1906年に事故で亡くしてからも研究者としての道を歩み続け、1911年には金属ラジウムの分離に関する業績によりノーベル化学賞を受賞します。

長年の放射性物質の研究を通した被ばくが引き起こした白血病のため、1934年7月4日にその生涯を終えます。キュリー夫人66歳のときのことでした。

女性が研究者として活躍するどころか高等教育を受けることすら一般的ではなかった時代にこれだけの偉業を成し遂げるのは並大抵の努力では済まなかったはずです。

自ら白血病で亡くなるまで、文字通り研究に生涯を捧げたその信念とたゆまぬ努力に敬服せずにはいられません。そこには人類の未来に対する強い使命感があったことでしょう。

博物館に展示されているキュリー夫人が実際に使っていた器具を見れば、彼女の研究の道のりが地道な日々の活動の積み重ねであったのがうかがえます。

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