【プロ野球】背番号18は今でもエースナンバーか?現役選手を徹底検証

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「背番号18」は今でもエースナンバーか?
「背番号18」は今でもエースナンバーか?

「背番号18」といえば、桑田真澄(元巨人ほか)、松坂大輔(ソフトバンク)、田中将大(ヤンキース)らが背負った輝けるエースナンバー。チームによっては違う番号がエースナンバーという場合もあるが、期待をかける投手が背負う番号というのが各球団の共通認識。

 しかし今年、球団の期待とは裏腹に「背番号18」の選手の活躍があまり見られていない。あらためて各球団の状況を確認してみよう。

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■各チームの「背番号18」の選手と今季の開幕投手

【ソフトバンク】
背番号18:松坂大輔/開幕投手:攝津正(背番号50)

【日本ハム】
背番号18:斎藤佑樹/開幕投手:大谷翔平(背番号11)

【ロッテ】
背番号18:藤岡貴裕/開幕投手:涌井秀章(背番号16)

【西武】
背番号18:多和田真三郎/開幕投手:菊池雄星(背番号16)

【オリックス】
背番号18:岸田護/開幕投手:金子千尋(背番号19)

【楽天】
背番号18:欠番/開幕投手:則本昂大(背番号14)

【ヤクルト】
背番号18:杉浦稔大/開幕投手:小川泰弘(背番号29)

【巨人】
背番号18:杉内俊哉/開幕投手:菅野智之(背番号19)

【阪神】
背番号18:藤川球児/開幕投手:メッセンジャー(背番号54)

【広島】
背番号18:欠番/開幕投手:ジョンソン(背番号42)

【中日】
背番号18:鈴木翔太/開幕投手:大野雄大(背番号22)

【DeNA】
背番号18:三浦大輔/開幕投手:井納翔一(背番号15)

■田中将大と前田健太のメジャー行きの余波!? エース番号消滅の危機?

 今シーズンの開幕投手は、全球団ともに「背番号18」が不在だった。しかもシーズンが佳境になった現在、カードの頭に先発しそうな投手もちょっと見当たらない状況だ。

 理由はチームの事情によりさまざまだろうが、球界全体でいえば、田中将大、前田健太(ドジャース)のメジャー流出が大きい。楽天、広島時代に背負っていた「背番号18」が欠番となっているのだ。

■若武者の成長とベテランの奮起…これからに期待!

 7月28日の西武対日本ハムで、多和田と斎藤の「背番号18」対決が実現した。斎藤は見せ場なく炎上して即登録抹消されたが、多和田は6回1失点で今季2勝目。今後に期待が持てる内容だった。

 このほかにも杉浦と鈴木の成長や、松坂と杉内の復活がエースナンバー復権の鍵となる。もう少し時間がかかるかもしれないが、その時が来るのを楽しみに待ちたい。

文=サトウタカシ (さとう・たかし)

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