トレンディドラマの裏で大ヒットしたジェットコースタードラマ『もう誰も愛さない』(1991年) (1/3ページ)

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トレンディドラマの裏で大ヒットしたジェットコースタードラマ『もう誰も愛さない』(1991年)
トレンディドラマの裏で大ヒットしたジェットコースタードラマ『もう誰も愛さない』(1991年)

放送中の連続ドラマ『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(関西テレビ・フジテレビ系列)。人気女優・波瑠演じる主人公・藤堂比奈子が垣間見せる"深い闇"はもちろんのこと、毎回登場するショッキングな事件の内容が、視聴者の注目を集めているが、こうしたスリリングな展開を持ったドラマとして、未だにドラママニアの間で語り草となっているのが、『ON』と同じフジテレビ系列で今から25年前に放送された『もう誰も愛さない』(1991)だ。


当時、人気絶頂だった俳優・吉田栄作を主演に、Wヒロイン的なポジションに田中美奈子&山口智子を起用、見るからに「エリート」といった雰囲気を全開にした不動産会社社長役に辰巳琢郎と、今見てもかなり豪華な顔ぶれが登場するこのドラマは、同時に、登場人物が次々と死んでいくというかなり強烈な内容となっていた。

山口智子の妹役を演じていた観月ありさは記憶障害を追っている薄幸の美少女である上に、姉を庇おうとして殺し屋によって銃殺、同じく山口の弟役を演じていた神田利則は自宅に火を放って焼死、さらにその両親を演じる平野稔&池田道枝も焼死、弁護士役の伊藤かずえに至ってはバラバラ殺人の被害者になった挙げ句にその遺体をゴミ集積所に遺棄される...といった具合に、22時台の放送とはいえ、あまりに壮絶すぎる"大量死ドラマ"となっていたのである。

こうした"大量死"が発生した背景には吉田演じる主人公・卓也の周辺で起きる様々な出来事が、「基本的に悪いほうにしか進まない」という、なんとも救いのない内容であったがゆえのことであるが、そうしたスリリングな展開は、結果として多くの視聴者を魅了することとなる。
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