毎朝30分散歩するだけ!最強の脳内物質が分泌される7つの習慣 (1/3ページ)
「オキシトシン」というホルモンをご存知ですか?
これは誰かを愛したり、優しくしたりすると分泌される物質で、それによって様々な健康効果を生むため「最強の脳内物質」ともいわれています。
具体的には、高血圧や動脈硬化、高血糖などの病気を予防改善したり、肩こりや不眠、イライラ、便秘など日々の不調を和らげる効果が期待できるというから驚きです。
オキシトシンでなぜこんなに健康になるのか、どうすればオキシトシンが分泌されるのかが分かるのが、『自律神経を整えてストレスをなくす オキシトシン健康法』(高橋徳著、アスコム)。
今回は本書の中から、1人でも実践できる「オキシトシンを分泌させる習慣」をご紹介します。
■1:お腹が空いたら好きなものを食べる
オキシトシンを分泌させるためのポイントは「五感に気持ちのよい刺激を与えること」。
そのため、食事は「これが食べたい!」と思うものを食べるのが正解。自分の体が欲しているものを食べてストレスを感じるという人はいないはずです。
そして、「お腹が空いたら食べる」ことも大切。逆にお腹が空いていなければ食べなくても構いません。健康な人であれば、食事でストレスになるようなことはやめましょう。
■2:アロマを生活に取り入れる
アロマセラピーはストレスを軽減し、免疫力をアップさせる効果があります。これはオキシトシンの効果そのもの。自分が心地よいと感じる香りを選んで生活に取り入れてみましょう。
アロマディフューザーなどがなくても、コットンを使ったり、熱湯を入れたマグカップの中にアロマオイルを1~2滴垂らすだけで香りを楽しむことができます。
■3:腹式呼吸をする
オキシトシンの分泌を妨げるのが緊張感や焦燥感、イライラなど心を乱すようなこと。自分がそんな状態にあると思ったときは、ゆっくり深い深呼吸をしてみましょう。
息を吸うときに大きくお腹を膨らませ、息を吐くときにはお腹をへこませます。