呪いをもたらしたと言われている盗まれた10の遺物 (4/7ページ)
男性の魂が安らかに眠れるよう、また義理の息子や親戚に盗難の咎が及ばないよう、その彫刻物は返還されたというわけだ。大使館は真偽のほどを調べるためと称してこの彫刻物をエジプトに送り返したが、できるだけ遠くへ手放したかったのかもしれない。
■ 5. ゲティスバーグ古戦場の石
ポンペイ遺跡と同様、ゲティスバーグ公園もまた毎年、たくさんの小包を受け取っている。古戦場跡から記念品として持ち出されたただの小枝や石などなのだが、添えられている手紙は一様に、これらのものにはみんな呪いが宿っていると嘆いていたという。
手紙を送ってきたある者は、仕事中に怪我をしたり、何度も手術を受けたり、人間関係がうまくいかなくなったりした。またある人は、妻や息子や家を失い、9年も刑務所に入るはめになったという。パークレンジャーたちは、訪れる人たちに優しく諭している。
ここの歴史の一部を家に持って帰りたいと思ったとしても、どんなに小さなものであっても、そのままそってしておいてもらうほうがいいのだと。
■ 4. ヴァージニアシティの墓石
町のあちこちに無造作に埋葬されている死者たちの問題をなんとかしようと、1867年にネバダ州の鉱山町ヴァージニアシティに一大墓地がつくられた。しかし、寂れていたこの町が、2000年に史跡として再開されて以来、たくさんあったはずの墓石がなくなってしまった。結局、それがごっそり戻ってくることになったのだが。
墓地の責任者のキャンダス・ウィーラーは、泥棒たちがなぜ墓石を盗むのかを調べた。