呪いをもたらしたと言われている盗まれた10の遺物 (2/7ページ)

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中身はモザイクタイル、フレスコ画のかけら、無傷の像など、皆、ポンペイ遺跡から盗まれたもので、盗んだ者たちが返却してきたのだ。

 添えられていた手紙によると、これらの品々を盗んでからというもの、不幸なことばかり起こるという。5つの小包を返却してきたあるスペインの泥棒は、家族全員に呪いがふりかかったという。オサンナは「わたしがポンペイから持ち返ったもの」と題して、受け取った手紙をすべて展示しようと考えている。さらにサブタイトルをこうつけるといいかもしれない。「思わぬ不幸のお土産つき」と。



■ 8. セニキアヌスの指輪


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 この指輪は1700年代後半に発見され、現在はナショナル・トラストが所蔵している。12グラムの金でできたとても大きな指輪で、手袋の上から親指にするものと思われる。ラテン語で「セニキアヌス、神とともにあれ」と刻印されている。

 発見から数十年後、この指輪のことを書いた古代ローマの石板が発見された。そこにはシルウィアヌスという名の古代ローマ人によって、ノーデンス神に指輪が盗まれたことが知らされ、「指輪がノーデンスの神殿に戻ってくるまでは、セニキアヌスという名をもつ者は皆、健康を害する」と書かれている。

 この話にピンときたとしたら、それはオックスフォードの教授で作家であるJ・R・R・トールキンが呪いの指輪の話にヒントを得た作品を読んだことがあるからだろう。指輪の実物が『ホビットの冒険』の初版本ととも展示されることも多いという。

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