ラノベ作家同士はいつもどんな話をしているの? 投稿サイト出身作家に聞く (3/4ページ)

新刊JP

ただ、これはよく聞く話で、投稿サイト発の小説はすでに読者さんがついているので、どのくらい売れるかという見込みが立ちやすいようです。ようは売れる裏付けがあるわけですね。

だから、一般的な書籍よりも初版部数は高くなる傾向にあると言われています。

――出版にあたり契約書を結ぶわけですよね。一方的に「これでそのまま印鑑を押してください」という雰囲気はあるんですか?

かすがまる:まったくそうではないです。この文言はどういう意味なのか、どういう内容なのかということを細かく聞くことはできます。ただ、印税率を変えるみたいなことは不可能でしょうね。こちらは新人作家ですから(笑)。

――他のライトノベル作家さんとの交流はあるのですか?

かすがまる:そこまで頻繁にはないですね。定期的な出版社のパーティーでお会いしたり、連絡を取り合って飲み会をしたり遊んだり。ただ、皆さんお忙しいですし、そもそも生活圏が全国津々浦々ですから。

あとは専門学校で講師をしているので、そこで他の作家さんにお会いすることは多々あります。まあ、どうしたって講義についての打ち合わせがメインになりますが。

――作家さんたちと集まったときには、例えば印税の話とかをしたり…。

かすがまる:(笑)さすがに自分の話はしませんし、そこは一般の人たちと同じですよ。

でも、やはり一番興味深いのは作品のストーリーの話ですね。「今、こんな話を考えているんだよね」とか。自分のアイデアをちょっと話してみて反応を見てみたり。そうなると大喜利みたくなっていくんです。面白いアイデアには面白いアイデアをかぶせるみたいな。

例えば、バス停でバスを待っている時に「今もし、みんなで異世界転生したら」という話が出てきました。それぞれの本業や作風によって活躍の役割分担をしたり。こういう話ができるのはちょっと独特かもしれませんね。

――普段からそういった面白いことを考えて続けているからこそですね。
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