ラーメンは昭和33年から!ラーメン・中華そば・支那そばの違い (2/2ページ)
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ラーメン
「父は開店前にラーメンについて勉強していたころ、自分の作りたいラーメンは昔ながらの中華そば=支那そば。慣れ親しんだ言葉も“ラーメン”より“支那そば”と考えており、そのため屋号を『支那そばや』にしたと本人から聞いております。
ラーメンという言葉が普及した昭和33年だと父は7歳なので、幼少期のイメージで『支那そばや』にしたと考えられます」
地域ごとの名残もありますが、店主が幼少期から親しんできた「支那そば」や「中華そば」をイメージして古い呼び名を使っているお店もあるということですね。
たしかに都内でも、「支那そば」「中華そば」としてノスタルジックなラーメンを提供しているお店が多くあります。
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基本的に「ラーメン」「中華そば」「支那そば」はどれも同じ意味ですが、時代や店主の思いを感じながらメニュー名を眺めてみるのもまたおもしろいですね。
(文/ラーメンミュージシャン・井手隊長)
【参考】