河原純一「浪人時代で野球の見方が変わったんです」プロ野球・不死鳥プレーヤー列伝 (2/2ページ)

日刊大衆

「ベンチからしたら誰が抑えてもいい。僕が全部の打者を抑える必要はないんです。当時、中継ぎにもう一人、小林(正人)という左投手がいて、2人セットで0にすればよかったんです。たとえば僕が四球を出しても、次の阿部(慎之助)を小林が抑えればいい。抑えてやろうと思うと、どうしても狭くなって、ボール球が投げられなくなる」

 この年、防御率1.85、15ホールドと見事な復活を遂げた。河原氏が「あの浪人時代は遠回りではなかったと思います」と振り返るように、数々の経験が好結果に結びついたのだ。11年に中日を退団、12年に独立リーグの愛媛マンダリンパイレーツに入団し、昨年、現役を引退した。現在は、愛媛の広告会社に入社し、野球事業に尽力している。

「小中学生の“投力向上”を目指しています。最近は、愛媛の高校も甲子園で勝てていませんから。若い子の力になって、成長した姿を見ることができたら、うれしいですね」

 様々な経験を積んだ河原氏の言葉は、きっと若者に響くことだろう。



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