EXILE事務所のLDHが業界内で嫌われ始めたワケ

デイリーニュースオンライン

写真は「HiGH & LOW ORIGINAL BEST ALBUM」より
写真は「HiGH & LOW ORIGINAL BEST ALBUM」より

 EXILEや三代目 J Soul Brothers(以下三代目JSB)らが所属する芸能事務所LDHが、業界内で距離を置かれ始めたという。事の発端は、『週刊文春』(文藝春秋)が報じたLDHのブラック企業ぶりだった。

 同誌では、LDHの社員が部下に対して土下座や丸刈り、ラーメン10杯の完食を強要していたことを元社員が告発しており、LDHのパワハラぶりが公になった。しかしこの報道を蒸し返し、さらに業界内から怒りを買ってしまったのが、過日報道された、三代目JSBのメンバーである登坂広臣(29)とタレントのローラ(26)の交際報道。そして、LDH所属タレントが一同で出演することになった映画『High&LOW THE MOVIE』の上映に関する横暴なふるまいだ。

 登坂とローラの熱愛報道は、『女性セブン』(小学館)が、ローラが登坂の住むマンションに足繁く通う様子を報じたモノ。そして、ちょうどその報道と映画の上映期間がダブってしまったために、舞台挨拶に登場した登坂はそれに関連した質問を受けざるを得ない状況になっていたのだ。

 しかし関係者曰く、この登坂の対応と、先手で策を打ったと思われるLDH側の対応が、マイナスの印象を与えてしまったという。

「まずLDHは真っ先に、各スポーツ紙やテレビ局にこの件を報じることを止めさせたと言われています。どうやら登坂のファン離れを防ぐための措置のようです。このように圧力をかける方法は、大手芸能事務所のやり方と同じですね」(芸能関係者)

 同映画の舞台挨拶の場では、関係者が目を光らせ報道陣を警戒。ある記者が登坂にこの件について質問した際には、声をかき消すように登坂を退場させたようだ。

■盛者必衰?様々な業界から見放されついに…

 またこの『High&LOW THE MOVIE』の舞台挨拶は、いつ誰がどの劇場に登場するのかわからないというものであった。そのためファンはお気に入りのメンバーを見るために片っ端から劇場に足を運ぶことになり、この舞台挨拶ありきの“観客動員数荒稼ぎ”を疑問視する声が業界内で上がっているという。映画業界での批判の声は、こればかりではない。前出関係者が続ける。

「EXILEをはじめとするLDH所属タレントの演技力には、ドラマ業界が早々に見切りをつけています。メンバー主演ドラマの視聴率の悪さや、大根演技ぶりが露呈し、それに対する改善も見られませんでした。にもかかわらず、小手先で動員数を稼ごうとる戦略が、悪目立ちしてしまったようです」

 このままでは共演者NGどころではなく、業界からNGを受けてしまいそうなLDHのタレントたち。今後の彼らの活動から目が離せない。

文・阿蘭澄史(あらん・すみし)
※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。
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