筑波大→パナソニック・山沢拓也。「初陣」後に「抑えられない」と明かす。 (1/2ページ)

ラグビーリパブリック

パナソニックの一員として8月14日の帝京大戦に先発した山沢拓也(撮影:福島宏治)

 筑波大の山沢拓也が、いよいよ、正真正銘のパナソニックの選手として芝を駆ける。8月14日、長野・菅平サニアパークには多くのギャラリーを集める。

 日本最高峰のトップリーグ(TL)で3連覇を果たしたパナソニックへは、4日前に追加登録されたばかり。大学へ通いながらTL出場を目指す初めての選手として、注目されているのだ。

 結局、大学選手権7連覇中の帝京大との練習試合に80分間フル出場を果たす。「いやぁ、長かったです」。司令塔のSOへ入り、計17得点をマーク。計6本のゴールキックを決め、後半9分には「ただ走っただけ」と右タッチライン際へ回り込んでトライを決めた。

 チームは前半こそ21-24とビハインドを背負うも、追い風に乗った後半は敵陣でボールキープする時間を増やした。4分に敵陣ゴール前右でモールを押し切り(28-24)、最後は68-24で勝った。

「前半はミスが多くてピンチになっていたところがあって、ボールをキープしようという話が出た。で、風上だったので自分的には敵陣へ…とも思っていた。名前が出たことで選手としての責任が…というわけではないですけど、しっかりやらなきゃいけないな、と緊張しました」

 4月頃からリハビリなどのため群馬・太田のクラブハウスへ通っており、ここまでは「練習生」の扱いでトレーニングマッチに出場。帝京大戦では初めて登録選手としてプレーしただけに、ただただ、安堵していた。

 前例のない道を歩む。その状況を、当事者はこう笑うのみだ。

「いや、それは特に考えていないです。とりあえず、がんばりたいな、という感じです」

 常に、「上手になりたい」という思考軸を持ち続けた。

 埼玉・深谷高の横田典之監督から「将来の日本代表のSOになれる」と見込まれ、本格的にラグビーを開始。しなやかなラン、パス、キック、守備網を惹きつけるポジショニングを、エディー・ジョーンズ前日本代表ヘッドコーチからも高く評価された。

 それでも当の本人は「(自分の)何が凄いのか、わからない。納得いかないことばかり」と、周囲の期待にやや困惑。

「筑波大→パナソニック・山沢拓也。「初陣」後に「抑えられない」と明かす。」のページです。デイリーニュースオンラインは、スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る