『HUAWEI P9』これはもうスマホ機能付高画質カメラ。Instagram時代ならではの撮影重視な実力を検証! (3/4ページ)

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難しい説明は省くが、要するにスマホのカメラは構造上、たとえ絞り値を小さくしても大きくボケさせることは難しいのだ。それを『HUAWEI P9』は、あとからアプリで以下の写真のように変更できるのだ。ちなみに、専門用語でF0.95の絞りに変更となるのだが、人間の目の絞り能力をF1としているのが写真の世界なので、これは驚異的な数値なのだ。
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もちろん、これはレンズの高性能があってこそ。確かにメーカーが「プロ並みの写真」と言うだけのことはあると感心した。そこで、ちょいと意地悪な比較を。プロカメラマンが使うデジタル一眼レフカメラ(ニコンD500)&レンズと、ほぼ焦点距離やISO感度などを同じ条件にして撮影をしてみた。
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さすがに、この条件では比べものにならない。ただ、HUAWEI P9の写真を単体で見れば、スマホのカメラで撮ったとは思えないレベルの高画質さだということは間違いない。
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驚いたのは、LEDライティングで人物を撮影した写真。センサーの画像処理に違いはあるものの、プロ向けデジタル一眼レフと遜色のない仕上がり。ニコンの画像処理エンジンの傾向が、より忠実な色再現ということもあって、人肌の色味はむしろ『HUAWEI P9』のほうが健康的で自然に見える。手で持っているガラス球が少し歪んでいるのは、レンズの周辺に収差が発生しているためで、これはある程度やむを得ない部分もある。むしろ、60,000円前後のカメラとレンズであることを考えれば上出来だろう。

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