子どもを「エサで釣るのは良くない」って本当?やってはいけないご褒美のあげかた4つ (2/2ページ)
片付けをして綺麗になった爽快さ、お年寄りに席を譲って喜んでもらえた体験、宿題をして学力がついた、痛い予防接種を我慢できるようになった……など自身の自己評価にはなかなかつながっていきません。
また、いつも物で釣っているとやがて「携帯電話買ってくれ」「バイク買ってくれ」と要求がどんどんエスカレートしていく危険もあります。
■目に見えるご褒美も時には大切
とはいえ、まだ子どもです。
賞賛の言葉は出した瞬間、消えていきます。目に見える形で評価することも、時には大切です。おもちゃ、お菓子のような高価な褒美でなけれなOKです。
例えば、お手伝い表を貼りだして出来たらシールを貼る、花丸を付けるなどです。すると努力の結果が目に見えて増えてくるのが一目瞭然です。“可視化”です。だから俄然、やる気になります。
そして、段々とシールがなくても片付け、宿題をする習慣が付いてきます。
褒美が豪華すぎないので、それだけを目的にすることなく行動そのものをする“達成感が勝ってきた証拠”です。
いかがでしたか。
褒め過ぎて自信過剰な“天狗”になることはありません。褒めたり認められた経験が乏しいと、自分が好きになれない大人に成長してしまいます。
ただし、褒めるときは、水族館のアシカショーのようにエサで釣るのではなく、言葉や拍手、抱擁、シール止まりにすることがポイントですよ。
【画像・参考】
※ Rock and Wasp、Dmitry Kalinovsky / Shutterstock
※ 『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』
※ 『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』
【著者略歴】
※ 立石美津子・・・20年間学習塾を経営、現在は著者・講演家として活動。自閉症児の母。著書は『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』ほか多数。
オフィシャルサイト http://www.tateishi-mitsuko.com/blog/