嵐でも関ジャニでもない?SMAP解散で”得するグループ”とは

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 今月14日未明、今年の12月31日をもって解散することを発表したSMAPだが、この解散報道は各テレビ局で異例の体制がとられた。とくにインパクトを与えたのがNHKだ。

 オリンピック・テニス男子シングルス準決勝を生中継で放送中だったNHKは、テロップによる臨時ニュースでSMAP解散の第一報を報じた。そして試合が終了した1時39分からのニュース速報で、コンサート映像をバックで流しながら改めて2分近く解散を伝えている。NHKでこうした異例の対応がとられるほどに、国民的アイドルの座に君臨していたSMAPだが、解散を機に、ジャニーズの世代交代が一気に進むのではと噂されている。

「“ポストSMAP”となれば、当然、幅広い年代にわたって圧倒的な知名度が必要になる。そういった点では、嵐や関ジャニ∞といったところが有力と言えそうだ。特に嵐は音楽活動やバラエティ、そしてドラマなどメンバー個々の活動もバランス良く目立っており、知名度も申し分ない」(番組制作関係者)

 しかし、ポストSMAPのポジションにとどまらず、今後のジャニーズを牽引していくのは嵐ではないという。

■「平成生まれ」のジャニーズが人気を牽引か

「番組製作に携わるプロデューサーたちから名前が挙がるのは、Hey! Say! JUMPやSexyZoneといった、嵐よりも一世代若い面々が揃うグループです。嵐や関ジャニ∞などのメンバーも、音楽、バラエティー、キャスターと多彩な現場で活躍しています。しかし、固定ポジションに収まりつつもあり、今後を担うという点では、現時点で既に伸びしろが見えてきています。その点、Hey! Say! JUMPやSexyZoneはまだ可能性が未知数なところもあり、今後の活動で期待できる部分が大きい。なかでも、Hey! Say! JUMPでは伊野尾慧(26)、SexyZoneでは菊池風磨(21)に大きな注目が集まっているようです」(芸能記者)

 伊野尾と言えば、ドラマ・バラエティと引っ張りだこで、現在グループ内のみならず、ジャニーズタレントの中でも大きな快進撃を続けている存在だ。自身を特集した雑誌も多く、これまでグループの顔とも言われていた山田涼介(23)の人気を凌いでいるとも言われている。

 一方で菊池もドラマ『時をかける少女』(日本テレビ系)で主演に抜擢されるほか、伊野尾同様、バラエティー番組にも出演し、着実に注目度を上げている。SMAP無き後を担うのは、どのグループでその筆頭は誰なのか。ジャニーズ事務所の世代交代は、着実に進んでいるようだ。

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
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