映画『ヒマラヤ 地上8,000メートルの絆』のモデル、登山家オム・ホンギルが語るヒマラヤの魅力と映画に込めた想い (1/3ページ)
山岳史上もっとも壮絶な挑戦を行った伝説の登山家オム・ホンギルと仲間たちの軌跡と奇跡を描く映画『ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~』が公開中だ。ホンギル氏率いる"ヒューマン遠征隊"はエベレストで絶命した仲間の亡骸を運び出すため、記録にさえ残らない過酷な遠征を敢行! 当初、原作の映画化については否定的だったホンギル氏だが、文字どおり命を賭けた77日間の真実を映像化した本作に、ホンギル氏が込めた想いとは――。
――壮絶な真実に感動しましたが、映画は観ましたか???
11回観ました。
――え?www
気に入っているからね。それに、わたしはいち観客であると同時に、映画に登場する実在の登山家で体験者でもある。だから映画ではあるが、観るたびに本当に感動するよ。"ヒューマン遠征隊"としてヒマラヤに向かった時期は11年前のことだが、映画を観ていて最近の出来事のような感情にもなった。生々しくよみがえってくる感覚が、何度も起こったよ。
――ご自身の役を演じている、ファン・ジョンミンさんはいかがですか???
もちろんよかったです。演技が上手く、優れた表現力をお持ちの方だ。わたしの役柄を十分に消化するだろうなと思っていました。
――直接お話をしたことはありますか???
一緒に食事をしました。お酒をごちそうになったこともあります。
有名なのに格式ばっていないフランクな方で、人間味にあふれ、情もある。酔うほどにお酒は飲まず、適度にたしなまれていました。

――さて、多くの登山家を惹きつける、ヒマラヤの魅力とは何でしょうか???
一度行けばおわかりなると思うが、言葉での表現には限界がある場所です。