テコの原理で小さなエネルギーにレバレッジをかける「モーメントパワー発電装置」が、長期テストを完了。優れたエネルギー効率と低コストの運用を実証しました (2/4ページ)

バリュープレス

このたび実証実験を行った、手作りのモーメントパワー発電装置は、自転車のライトで使われる前輪ハブダイナモを使用して 24時間、約11ヵ月に渡って試験稼働いたしました。


<試験稼働の結果>

(1)小さな力を大きな力にするには、容器に入った物体を1個、2個、3個と吊るす事で2倍、3倍と増えて行くことが確認できました
(2)回転体の半径を2倍、3倍にするとテコの原理で2倍、3倍の力になります
(3)発電装置がシンプルであるため、長期稼働においてもメンテナンスの負担が少ないことがわかりました

国土面積の約7割が中山間地域である日本にとって、高低差を生かした発電装置は、さまざまな場所での応用が考えられます。地域で消費するエネルギーをその土地で発電する、地産地消型の動力源として有望な装置です。


■自然環境だけでなく建築物でも、モーメントの力で新しい電源を供給

現在、地球環境破壊を引き起こしている最大の問題点は、産業革命後に化石燃料を大量使用する事で起きたCO2排出による地球温暖化に加えて、原子力発電所事故による放射能被害、放射性廃棄物の処理だと考えられます。

モーメントパワー発電装置は、人間の活動に必要となるエネルギーの問題を解決する方法を考えた末に生まれた新しい発想です。衣食住に付帯するエネルギーだけでなく、スマートフォンの電源など情報化時代に見合ったエネルギーをCO2排出ゼロで、安全・シンプルに生み出します。

また、モーメントパワー発電装置が必要とする高低差は、自然環境だけでなく建築物でも生まれます。具体的には超高層ビルからの排水など、これまでエネルギーを生み出す場所として発想されてこなかった場所での活用も、シンプルな構造であるため敷設可能です。


■日本だけでなく、世界に向けても活用が期待されるモーメントパワー発電

大がかりな設備を必要としない発電装置は、日本だけでなく発展途上にある国々でも求められています。特に河川の多い東南アジア地域では小規模な水力発電の需要(*2)がありますが、構造的には旧来の発電システムです。

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