テコの原理で小さなエネルギーにレバレッジをかける「モーメントパワー発電装置」が、長期テストを完了。優れたエネルギー効率と低コストの運用を実証しました (3/4ページ)
今回の試験稼働でモーメントパワー発電装置の有効性が明確になりました。今後は、小さな装置でも早く完成させて、小さな明かり、電気を必要としている国や人々に提供して行きたいと思っています。
また、ビル発電については、建設企業などの取り組みにも期待しています。シンプルに電気を生む装置としてだけでなく、幅広い動力源として水素を得るための装置への応用も考えられます。
これらの活動を通じて自然環境を改善し、持続可能な社会を誕生させる一助になれば幸いです。
*1.
平成28年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰の募集について
http://www.env.go.jp/press/102647.html
*2.
アジア・オセアニア各国の電力事情と政策(日本貿易振興機構)
https://www.jetro.go.jp/ext_images/_Reports/01/7e86a725b4b62adf/20150019a.pdf
【モーメントパワー発電装置、実験による理論出力】
(1)仕事率
P = Nω [J/s] =N (2πn/60) [J/s] = Mgr (2πn/60) [W]
(2)トルク
N = Fr [Nm] = Mgr [J]
(3)発電に使われる水質量
M =mth [kg]
(4)理論出力
P (m, r, t, h)= Mgr (2πn/60) = (2πn/60)mgrth [W]
式(4)から理論出力は、カップ内の水質量(m)、単位長さ当りのカップ数(t)、発電落差(h)、およびホイールの半径(r)の相乗積に比例することになる。ホイールの回転数(n)は、m、t、h、rから決まっていることから、独立変数とはなりえない。