レジェンドが語るTOP14の魅力。~大畑大介編~ (3/5ページ)

ラグビーリパブリック

そういう意味では、五郎丸選手は、選手として一定の評価を得て、ヨーロッパのトップレベルのチームという環境でプレーできる初めての日本人とも言えると思います。五郎丸選手の活躍が日本人選手の評価に繋がっていくと思いますし、彼に続く選手も出てくると思うので、いいパフォーマンスをして、次の世代のモチベーションを上げてほしいと思う。さらにラグビーだけじゃなくて、日本のスポーツ選手全体の可能性を上げてくれれば嬉しいですね!

――そんな五郎丸選手にアドバイスするとしたら何かありますか?

僕がいた時のクレルモンには、WTBオレリアン・ルージュリーをはじめ、バックスのほとんどがフランス代表というくらいのハイレベルでした。そんな選手たちと毎日練習でぶつかれる、こんな素晴らしい環境はなかったですね。だから、五郎丸選手が加入するRCトゥーロンも同じだと思います。今や、オールブラックス(ニュージーランド代表)やワラビーズ(オーストラリア代表)の選手も多く在籍し、そこからハイレベルな選手が試合に出る。五郎丸選手が日本にいた時は、当然のように試合に出られたのが、またポジションを取りに行かなければならない環境なので、新たなモチベーションになるのではないでしょうか。純粋にラグビーに集中できると思います。普段の練習でもタフな戦いを感じられる環境にいるので、猛者を倒してレギュラーになってほしいですね。

――五郎丸選手が「TOP14」で活躍するためのポイントは何だと思いますか?

FBに求められるものが南半球と違うので、北半球の方が五郎丸選手のスピードが生かせると思います。また、気候の面もありますが、キッキングゲームが増えることも彼にとって向いていると思っています。試合数も多いので、カップ戦含めて出場機会も増えるのではないでしょうか。

――ただ、本人も険しい道と言っている通り、同じポジションにはウェールズ代表のリー・ハーフペニーがいます

その通りです。ハーフペニーは体が大きくないですが、アグレッシブで、キック、ラン、ハイボールのキャッチ、それにディフェンスもいけるし、FBとしての総合点の高い選手です。五郎丸選手のライバルではありますが、日本の子どもたちに見てほしいし、僕自身もWTBとして一緒にやってみたいと思うFBの一人です。

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