【海外出産奮闘記#13】額にブツブツ!? 「水分補給も忘れ頑張りすぎる私」編 (2/4ページ)

It Mama

機嫌のいいときはニコニコと天使のようでしたが、一度何かのスイッチが入ると、火がついたように号泣し、止まらなくなります。

彼女が穏やかに日々を過ごす事の鍵が、“日々のルーティンを守る事”にあることに気付いた私は、それから頑ななまでに“それを守る事”になります。起床時間、昼寝の時間、食事の時間、就寝時間、全てが長女の都合で予定を決めなければいけません。

時にはそれを守れないときも、当然あります。そんなときは「だから言ったでしょ」とでもいうように、激しい夜泣きという名の逆襲が繰り広げられます。

深夜に彼女がお気に入りだった『Blue’s Clues』という子ども番組のDVDを流しながら、リビングのソファで母子2人、朝を迎える事もしばしばでした。

■消えた朝一番の尿意

気付くと私は、これまでの人生で、何度も迎えた朝に必ず感じてきた尿意を、いつのまにか感じなくなっていました。そして当然ながら、それからの私は膀胱炎を繰り返す事になります。

原因は自分自身を後回しにしていたからです。私は朝起きるとすぐに、娘達の様子を見に行きました。授乳が必要であれば授乳し、オムツを二人分替えました。長女に離乳食を用意し、彼女らの様々な要求に応える事を最優先しました。

■額に謎のブツブツが出現!

ある日鏡を覗くと、つるっとしていたはずの額に、謎のブツブツが出来ていました。赤くもなく、痛みもかゆみもありません。

この不可解なブツブツの正体は“水分不足”。夫に指摘され、それから気をつけて水分を摂るようにしていたら、いつのまにかブツブツはひいていきました。私は自分の水分補給さえも後回しにしていたのです。

■自分自身に許されたかった私

さて皆さんは、体調不良になることで得られるメリットがあると言ったら驚かれるでしょうか。このとき、だんだんに弱っていった私が得たメリットとは、次のようなことでした。

「母としての自信が無い自分から目をそらし、“がんばる自分”を演出する」

要するに私は全く自信が持てなかったのです。

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