天才テリー伊藤対談「高見沢俊彦(THE ALFEE)」(4)ライブ本数でぜひイチロー超えを!

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天才テリー伊藤対談「高見沢俊彦(THE ALFEE)」(4)ライブ本数でぜひイチロー超えを!

テリー THE ALFEEは、デビューして何年になりますか?

高見沢 もう42年です。

テリー すごいなぁ。そう聞くと、あらためて歴史のあるバンドだね。しかも、メンバーの3人はずっと仲がよさそうだし。

高見沢 「俺が、俺が」っていうのがまったくない3人ですから、それがいいのかもしれないですね。例えば、曲を作って「これ、誰が歌う?」と聞くと、「お前が歌え」「お前がいいよ」って互いに譲り合ってしまって、なかなか決まらないんですよ。

テリー ダチョウ倶楽部じゃないんだから。

高見沢 まさに「どうぞ、どうぞ」で(笑)。昔は3人でオーディションして多数決で決めていましたけど、さすがに今は誰が歌うかを決めて作ってます。

テリー そういう話を聞いて思うけど、やっぱり仲間がいるっていいよね。

高見沢 あ、それは本当にそう思います。3人でいると、ものすごく楽ですね。僕は「ぬるま湯の関係」って言ってるんですけど。

テリー 悪い意味でなく、心地よいってことだよね。

高見沢 ええ、血はつながっていないけどブラザーみたいな関係。それがTHE ALFEEなんです。

テリー 一方で、高見沢さんはソロ活動も精力的ですよね。

高見沢 確かに、ソロは並行してずっとやっていますが、そこで受けた刺激をTHE ALFEEに還元できたらいいと思っていますので。基本はバンドなんですよ。

テリー とはいえ、もうすぐ「ビルボードライブ東京」で3日連続のソロライブが開催されるじゃないですか。気合い十分なんじゃないですか?

高見沢 最初は「3日連続なら大丈夫かな」と思っていたんですが、あとで聞いたらその会場は、1日2回公演なんですよ! 結局、6回連続のライブになるので、ちょっと心配に(笑)。

テリー ハハハ、またまたそんな。

高見沢 でも、今でもTHE ALFEEで年間60本ぐらいライブをやってますから何とかなるかな、と。珍しく食事やお酒を楽しみながら観られる場所なので、いつもより大人の雰囲気を目指してみます。

テリー そういう時は、高見沢さんも飲みながら演奏するんですか?

高見沢 いやあ、昔はそういうのが不良っぽくてカッコいいと思って、飲んで演奏したこともありますけど、こちらの気分がよくなるだけで、あとで音を聴くと全然ダメなんですよ。だから今は、飲まずにちゃんと真面目にやってます。

テリー すばらしいなぁ。そのライブ経験を持って、またTHE ALFEEの活動に戻るんですね。

高見沢 ええ。この秋のツアーで、THE ALFEEのライブは通算2600本になると思うんですよ。

テリー わー、それはすごいね!

高見沢 でも、この年になると、ライブの1本1本が貴重に感じますね。自分はどこまでやれるんだろうか、と。

テリー 大丈夫。高見沢さんなら5000本ぐらいは行けますよ!

高見沢 まァ、3000本ぐらいを目標に(笑)。

テリー ひとつ、イチロー超えを目指してください。

高見沢 そうですね、でも数はそんなに重要じゃなくて、単純にメンバー3人でハモるのが楽しいし、そこが僕らの原点ですからね。なるべく1本でも多く、ステージに立ち続けていたいと思っています。

◆テリーからひと言

 高見沢さん、すごくいい人だったなァ。俺なんか、物事を斜めに見るクセがついてるけど、そういう感じが全然ない。まっすぐに生きていて、ステキだよね。鉄人の人形、大切にします。

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