天才テリー伊藤対談「高見沢俊彦(THE ALFEE)」(4)ライブ本数でぜひイチロー超えを! (1/2ページ)
テリー THE ALFEEは、デビューして何年になりますか?
高見沢 もう42年です。
テリー すごいなぁ。そう聞くと、あらためて歴史のあるバンドだね。しかも、メンバーの3人はずっと仲がよさそうだし。
高見沢 「俺が、俺が」っていうのがまったくない3人ですから、それがいいのかもしれないですね。例えば、曲を作って「これ、誰が歌う?」と聞くと、「お前が歌え」「お前がいいよ」って互いに譲り合ってしまって、なかなか決まらないんですよ。
テリー ダチョウ倶楽部じゃないんだから。
高見沢 まさに「どうぞ、どうぞ」で(笑)。昔は3人でオーディションして多数決で決めていましたけど、さすがに今は誰が歌うかを決めて作ってます。
テリー そういう話を聞いて思うけど、やっぱり仲間がいるっていいよね。
高見沢 あ、それは本当にそう思います。3人でいると、ものすごく楽ですね。僕は「ぬるま湯の関係」って言ってるんですけど。
テリー 悪い意味でなく、心地よいってことだよね。
高見沢 ええ、血はつながっていないけどブラザーみたいな関係。それがTHE ALFEEなんです。
テリー 一方で、高見沢さんはソロ活動も精力的ですよね。
高見沢 確かに、ソロは並行してずっとやっていますが、そこで受けた刺激をTHE ALFEEに還元できたらいいと思っていますので。基本はバンドなんですよ。
テリー とはいえ、もうすぐ「ビルボードライブ東京」で3日連続のソロライブが開催されるじゃないですか。