【マジか!】アメリカの刑務所ではラーメンが新しい通貨として使われているらしい! (2/4ページ)
彼がこの本を書いたのは2009年に刑務所内でおこった人種間の暴動によって、ヒスパニック系アメリカ人と黒人の間で大きな溝ができてしまった際に、年長の囚人が二つのグループの仲を取り持つために食事を一緒に作った時の出来事にインスパイアされている。この時の食事はラーメンがメインだったのだ。
去年出版されたこの本は、ドリトスというトルティーヤチップスのスナック、缶詰の豚肉や豆、そしてラーメン使った「ラーメンタマーレ」のレシピも掲載されている。ストロベリージャムと醤油を混ぜて作ったテリヤキソースはチーズたっぷりのタコスと相性が良いといったオススメレシピも載っている。
また、映画俳優のシャイア・ラブーフやガンズ・アンド・ローゼズのギタリストとして有名なスラッシュのお気に入りのラーメンレシピなども公開されているという。
調査によると、刑務所で口にすることができる食事に関して、改善される傾向はまったくなく、むしろ悪くなる一方だという。
2000年初頭に食事を提供する民間企業が変更されてから、ブラックマーケットで取引される食物の価値がさらに高くなった。ギブソンライト氏によるとコスト削減のために採用企業の変更を行ったということだが、その結果、囚人達へ行き渡る食事の量が減ったという。
今まで平日に3食の温かい食事を取っていた囚人達は、現在、温かい朝夕の食事と冷たい昼食となり、週末は1日2食へと変更になった
ギブソンライト氏はこの現象を「懲罰的倹約」と表現した。予算が削られているために、1982年から囚人の数にも制約が出ている。
囚人達も同様に1日のカロリーを摂取するのに刑務所の食事だけでは不十分なため、ラーメンはそれを補うのに良いと言っている。ある囚人は「俺は1回1回の食事を我慢してまとめて一気に食べるようにしている。そうすればその時は腹いっぱいになるから」と言った。
刑務所の食事は量も少なく質も悪い。調査の最中、看守はギブソンライト氏に食中毒になる恐れがあるために、刑務所の食事を口にしないように警告したという。